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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 人文社会科学研究科(修士課程)社会科学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修
授業科目名 公共政策の政治哲学特講
こうきょうせいさくのせいじてつがくとっこう
Political Philosophy of Public Policy
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間
開講場所

担当教員 麻野 雅子(人文学部法律経済学科)

ASANO, Masako

学習の目的と方法

授業の概要 本授業は、公共哲学の重要なテーマである正義や公共性、平等や自由などに関する文献を講読し、今必要とされる公共哲学とは何かについて考えるものです。
学習の目的 公共哲学(あるいは公共性論)の基本的な考え方を習得するのが学習の目的です。
学習の到達目標 公共哲学(あるいは正義論)の考え方の学習を通じて、現在の日本社会における望ましい「公」あるいは「公共」のあり方を構想する能力を身につけることが学習の到達目標です。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 演習

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書 サンデル『これからの「正義」の話をしようーいまを生き延びるための哲学』(早川書房)、桂木隆夫『公共哲学とはなんだろう―民主主義と市場の新しい見方』(勁草書房)、斉藤純一『政治と複数性ー民主的な公共性にむけて』(岩波書店)、山岡龍一・斉藤純一『公共哲学』(日本放送出版協会)など、公共哲学や公共性に関する文献の中から、受講生の問題関心に応じて選択します。
参考書 参考書については授業内容や受講生の関心に応じて適宜指示します。
成績評価方法と基準 報告の内容や質疑応答などの受講態度によって評価します。(100%)
オフィスアワー 毎週火曜日12:00~13:00、場所は人文学部棟5階麻野研究室です。その他必要な場合はメール等で連絡を下されば、迅速に対応します。
受講要件 特にありません。
予め履修が望ましい科目 特にありません。
発展科目 特にありません。
授業改善への工夫 受講生の問題意識とうまく噛み合うように工夫します。
その他

授業計画

キーワード 公共哲学、正義論
Key Word(s) public philosophy, theory of justice
学習内容 具体的な授業計画については、受講生の数によって変わってくるので、第一回の授業時に説明します。あらかじめ教科書の範囲を指定しておいて、その範囲について、報告者が要点の分かるレジュメを作成し、要点について説明したのち、受講生全員で内容について意見を述べ合い、検討していきます。
学習課題(予習・復習) 教科書の指定された範囲を丁寧に読んできてください。また報告者になった場合は、指定された範囲の要点が分かるレジュメを作成して、要点を説明するとともに、その内容についての意見や感想などを発表してください。
ナンバリングコード(試行) HU-POLI-4

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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