三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 3年次
選択・必修
授業科目名 法哲学演習
ほうてつがくえんしゅう
Seminar on Legal Philosophy
単位数 4 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

通年

開講時間 月曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 髙橋秀治(人文学部)

TAKAHASHI, Hideharu

学習の目的と方法

授業の概要 演習では、法哲学のテキストなどでしばしば取り上げられる問題について、法哲学的に検討・考察する。具体的な問題としては、古典的な法思想史上の諸理論ということでは、法概念論、法と道徳、自然法理論、正義などがある。また最近のトピック的な問題としては、たとえば、生命倫理関係に関する法的問題から、小さな政府論、ナショナリズム、など、幅広く考えることができる。
学習の目的 自らの価値観やものの見方を相対化し、その中で新たな社会や生の可能性を探ることができる。
学習の到達目標 法哲学についての基本的な文献の講読や、参加者同士の議論を通じて、法哲学の諸問題の検討を行い、法哲学についての基本的な理解を得ることができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  • ○指導力・協調性
  • ○社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 演習

授業の特徴 能動的要素を加えた授業 Moodle

教科書 深田三徳・濱真一郎編著『よくわかる法哲学・法思想〔第2版〕』(ミネルヴァ書房、2015年)、森村進『法哲学講義』(筑摩書房、2015年)、長谷部恭男『法とは何か──法思想史入門【増補新版】』(河出ブックス、2015年)、瀧川裕英・宇佐美誠・大屋雄裕『法哲学』(有斐閣、2014年)、田中成明『現代法理学』(有斐閣、2011年)、亀本洋『法哲学』(成文堂、2011年)、井上達夫編『現代法哲学講義』(信山社、2009年)、小林公『法哲学』(木鐸社、2009年)、青井秀夫『法理学概説』(有斐閣、2007年)などの中から、相談して決める。
参考書 適宜指示する。
成績評価方法と基準 出席や発表の仕方、授業に対する貢献などを総合して判定する。
オフィスアワー 毎週月曜日10:30~11:30、髙橋研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目 法政コースの諸科目
発展科目 法哲学特論、法思想史
授業改善への工夫 学生による授業改善のためのアンケートの結果等を参考にして適宜対応する。
その他

授業計画

キーワード 法哲学、法思想
Key Word(s)
学習内容 前期は、代表的な法哲学のテキストを一冊ないし何冊かそれぞれ分担を決めて輪読し、それをめぐって、参会者の中で議論する。そしてそれによって、法哲学的に扱われる諸問題についてある程度の認識を共有する。
後期は、前期の演習を通じて関心を持った問題やその他の関心から考察してみたい問題を各自が個別に発表し、さらにそれらをめぐって、参加者との間で質疑応答を行う。
学習課題(予習・復習) 演習出席の前提として、講読文献を丁寧に読み込み、また演習終了後に、当日取り上げた箇所について、感想などをmoodleに掲載する。
ナンバリングコード(試行) HU-SOCI-3

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


Copyright (c) Mie University