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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 工学部機械工学科 ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 工学部機械工学科 |
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選択・必修 | 必修 学科必修 |
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授業科目名 | 機械工学実験及び実習Ⅰ | |
きかいこうがくじっけんおよびじっしゅう1 | ||
Mechanical Engineering Laboratory I | ||
単位数 | 1 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
金曜日 5, 6, 7時限 |
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開講場所 | 毎回、異なる研究室において、実験をおこないます。班分けおよび開講場所の詳細は機械工学科の掲示板を参照のこと。 | |
担当教員 | 機械工学科各教員 | |
授業の概要 | 本実験実習は機械工学の全ての分野に必要な知識を体得するものであり,専門教育分野の講義内容をより具体的に理解するために,実際に手を動かして作業することが重要である.これにより,将来の機械工学を担う学生の創造性を高め,ものづくりに強い意欲を持つ技術者を養成することを目的とする. |
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学習の目的 | 実験手法に習熟する。 データ処理や分析が身につく。 実験結果を考察し、結論を導く力が養われる。 文章作成する力が養成される. |
学習の到達目標 | 実験手法に習熟する。 データ処理や分析が身につく。 実験結果を考察し、結論を導く力が養われる。 文章作成する力が養成される. |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 実験 実習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 グループ学習の要素を加えた授業 |
教科書 | 機械工学実験及び実習Ⅰ 手引書(三重大学工学部機械工学科編) |
参考書 | テーマ毎に手引書に記されているので,参考にすること. |
成績評価方法と基準 | 全ての実験実習に出席し,課題レポートを提出することが単位取得の条件である.実験テーマの内容に応じて,当日レポートや後日レポートを課す(あるいは両方のレポートを課すこともある)ことによって評価する.なお,いずれのレポート形式の場合でも,1つでも課題未提出のテーマがあればそのテーマを不合格とし,機械工学実験及び実習Ⅰの単位を認定しない. 評価は,各テーマ10点で採点し,全10テーマの総計100点満点で評価する.総計点数/10を四捨五入して最終成績とし,最終成績6以上を合格とする. |
オフィスアワー | 原則として金曜日の昼休みに各担当教員の教員室にて対応する.教員室番号等については手引書の記載を参照すると共に,授業中に案内される. |
受講要件 | 実験実習には危険を伴う場合があるので,学生教育研究災害傷害保険等には必ず加入すること. また,実験に適切な服装で受講すること. |
予め履修が望ましい科目 | この授業は,専門教育科目中の必修科目をより具体的に理解するために行う実験実習である.したがって,ほとんど全ての専門教育科目と関係している. |
発展科目 | 機械工学実験及び実習Ⅱ,機械工学実験及び実習Ⅲ,卒業研究 |
授業改善への工夫 | ・テーマ間で内容に重複がないように実験実習の内容を再編した. ・創成型教育実習室の創設により,パソコンを用いた実験実習が効果的に行えるようにした. |
その他 |
機械工学実験及び実習Ⅰでは,専門教育の中でも基礎となる分野の実験及び実習を行う.そのため,専門知識が浅い状態でも理解できるように実験前の説明には十分な時間をかけるようにしている. なお,卒業研究を履修するためには,本授業を修得する必要がある. |
キーワード | 金属・半導体・絶縁体, 電気伝導率, 自由電子論, バンド理論, マティーセンの法則, 4端子法, 液体窒素 USB, 発光ダイオード 自由振動, 強制振動, 固有振動数, 共振, 共振曲線 硬さ試験, ブリネル硬さ, ロックウェル硬さ, ビッカース硬さ 熱電対, 平衡状態図 圧縮試験, 応力ひずみ曲線, 加工硬化, JIS規格 管内流, 摩擦損失, 層流, 乱流, 流量 比熱比, 定容比熱, 定圧比熱, 断熱変化, 等温変化 ハーゲン・ポアズイユの法則, 粘度 旋盤, ボール盤, フライス盤 |
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Key Word(s) | Metal, Semiconductor, Insulant, Electrical conductivity, Free-electron theory, band theory, Matthiessen's rule, Four-terminal sensing, Liquid nitrogen USB, LED Free vibration, Forced vibration, Natural frequency, Resonance, Response curve Hardness test, Brinell hardness, Rockwell hardness, Vickers hardness Thermocouple, Equilibrium diagram Compression test, Stres-strain curve, Work hardening, JIS standard Pipe flow, Friction loss, Laminar flow, Turbulent flow, Flowrate Ratio of specific heat, Specific heat at constant volume, Specific heat at constant pressure, Adiabatic change, Isothermal change Hagen-Poiseulle's Law, Viscosity Lathe, Drilling machine, Milling machine |
学習内容 | 班分けすることにより,以下の授業内容を全て教授する.括弧内は担当の研究分野を示す. 1回目から12回目までは,以下の実験を各班に分かれておこなう。 各回は3コマ分の授業時間を使う。 Ⅰ-1 四端子法による金属・半導体の電気伝導度測定(量子物性工学研究室) Ⅰ-2 コンピュータによる機械制御(メカトロニクス研究室) Ⅰ-3 強制調和励起を受ける1自由度振動系の応答(システム設計研究室) Ⅰ-4 硬さ試験(生体システム工学研究室) Ⅰ-5 熱電対の較正とその利用(材料機能設計研究室) Ⅰ-6 長さ測定及び長さ測定器具の評価(集積加工システム研究室) Ⅰ-7 管内流の摩擦損失と流量測定(エネルギー環境工学研究室) Ⅰ-8 気体の比熱比の測定(エネルギーシステム設計研究室) Ⅰ-9 ポアズイユ流れと粘性係数の測定(流動現象学研究室) Ⅰ-10 機械工作実習Ⅰ・旋盤盤作業(実習工場) Ⅰ-11 機械工作実習Ⅱ・ボール盤作業(実習工場) Ⅰ-12 機械工作実習Ⅲ・フライス盤作業(実習工場) 各テーマの内容に応じて課題を与える.内容に関しては,手引書の記載項目及び実験当日の指示による. |
学習課題(予習・復習) | テーマによっては,事前調査課題が設けられている場合があるので,受講に先立ちテキストを熟読すること. |
ナンバリングコード(試行) | EN-COMN-3 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら