シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2017 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 人文学部法律経済学科・社会科学科 | |
受講対象学生 |
法律経済学科専用 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
|
選択・必修 | ||
授業科目名 | 経済思想史 | |
けいざいしそうし | ||
History of Economic Thought | ||
単位数 | 4 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
|
|
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
月曜日 7, 8時限; 水曜日 1, 2時限 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 深井 英喜(人文学部) | |
FUKAI,Hideki |
授業の概要 | 経済学は時代とともに発展してきた。この講義では、アダム・スミスにはじまる経済学の歴史を概観し、資本主義という社会がどのように発展してきたのかを学ぶ。 |
---|---|
学習の目的 | 経済学の発展の歴史を学ぶことを通して、現在私たちが当たり前としている社会観や道徳観がどのように生まれてきたのかを知る。 現在の経済学の理論が、どのような考え方を基礎にしているかを知ることと、考え方は一つではなかったことを学び、経済学の考え方の習得を進める。、 |
学習の到達目標 | アダム・スミスが「経済学の父」といわれるのはなぜかを理解することは、経済学の考え方、そして資本主義社会の基本思想を学ぶことにつながる。そして、その後の経済学の発展の歴史の概要を学び、資本主義社会の発展と考え方の多様性を理解する。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 特になし。講義は、レジュメを配布して進める予定です。 |
参考書 | ・基本文献 屋嘉宗彦『マルクス経済学と近代経済学』青木書店 宇沢弘文『経済学の考え方』岩波新書 ※その他の参考図書は、講義のなかで随時示す。 |
成績評価方法と基準 | 期末試験 60%、 中間レポート 40%、 受講態度 +10点 |
オフィスアワー | 初回の講義で示します。 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 経済原論ないしは近代経済学の履修が望ましい 政治思想史や法哲学の履修も望ましい |
発展科目 | 経済学および経営学のもろもろの科目 |
授業改善への工夫 | 毎回の講義の中で質問・意見票を配布するので、その内容を踏まえて進めていく。 |
その他 |
この科目が4単位科目として開講されるのは、今回が最後です。 また、隔年開講ですので、次回は2年後の開講となります。 2年後は、2単位科目として開講します。 |
キーワード | スミス、リカード、マルクス、ケインズ、限界革命の経済学、新古典派経済学、制度派経済学 |
---|---|
Key Word(s) | |
学習内容 | この講義で取り上げるトピックスは次のとおり。 ①アダム・スミスの時代と経済学 ②リカードとマルサスの時代と経済学 ③マルクスの時代と経済学 ④限界革命の経済学 ⑤ケインズの時代と経済学 ⑥現代の経済学の潮流-1(新古典派経済学) ⑦現代の経済学の潮流-2(制度経済学) この講義では、特に貧困問題や福祉について、それぞれの経済学がどのような考え方をしているのかに焦点を当てる。それによって、資本主義社会において福祉に対する考え方がどのように形成され変遷してきたかを考える。 |
学習課題(予習・復習) | この講義で扱う経済思想は、ヨーロッパで展開されたものが中心となる。ヨーロッパの市民革命以降の社会史についての理解があれば、講義を受ける際に大きな助けになる。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-ECON-2 |
---|
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら