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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 工学部電気電子工学科 ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 4年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 電気エネルギー工学Ⅱ | |
でんきえねるぎーこうがくに | ||
Electric Energy Engineering II | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
金曜日 7, 8時限 |
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開講場所 | 工学部12番教室 | |
担当教員 | 柴田 樹市 (中部電力) | |
SHIBATA, Kiichi |
授業の概要 | 電気主任技術者として必要となる電力流通システムに関する技術知識の取得を目的に,基礎的理論(送電特性,安定度,故障計算)の修得および,電力流通システムを構成する送変電設備の設計の考え方と運用方法に主眼をおいて,電力会社の事例を基に授業を進める。 |
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学習の目的 | |
学習の到達目標 | 電気主任技術者として必要となる電力流通システムに関する技術知識の取得 ★学習・教育目標:「基礎知識と専門知識」,「自主的継続的学習能力」,「制約下での仕事の推進・統括」に関する能力を向上させる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | オリジナルテキスト(生協にて販売) |
参考書 | 電気回路,高電圧工学, 電気学会大学講座 送電工学 改訂版(相木一男他著,電気学会) 新訂版 送配電 (前川幸一郎他著,東京電機大学出版局) 現代電力輸送工学(関根泰次編,オーム社)等 |
成績評価方法と基準 | |
オフィスアワー | 電子メール Shibata.Kiichi@chuden.co.jp に連絡 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 電気回路論I及び演習,電気回路論II及び演習,電気電子材料,電気機器工学,パワーエレクトロニクス,電気エネルギー工学I |
発展科目 | 電気法規 |
授業改善への工夫 | |
その他 | 本授業は,電力会社で入社1年目の大学卒社員に行っている教育内容をベースに,実務に近い情報提供を心掛け,知識の取得が主眼となることによる一方的な講義を避ける意味で,会社生活など我々の日常業務についても折に触れて説明を行いたいと考えている。 |
キーワード | 電力流通システム |
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Key Word(s) | Electric Power Transmission System |
学習内容 | 学習内容 第1回 講座のイントロダクションを兼ね電力流通システム全体並びに各構成設備の概要解説 第2回 電力流通ネットワークの環境面での課題並びに太陽光や風力発電など新エネルギーの電力流通ネットワークにおける役割紹介 第3回 基礎理論Ⅰ(ネットワークの基本定数としての周波数と電圧に関する解説並びに複素電力に関する取扱の復習) 第4回 基礎理論Ⅱ(線路定数と特性方程式に関する復習と電力方程式並びに電力円線図に関する説明) 第5回 基礎理論Ⅲ(三相回路に関する復習と,対称座標法を用いた故障計算法の紹介,並びに変圧器中性点の接地方法に関する解説) 第6回 基礎理論Ⅳ(電力流通ネットワーク固有の安定度の概念と安定度を改善するための系統安定化装置の紹介) 第7回 系統・通信技術Ⅰ(電力会社における系統運用業務の概要,電力の質,需要予測,系統構成等に関する解説) 第8回 系統・通信技術Ⅱ(北米東部大停電のケーススタディと電力会社における通信技術の変遷および固有技術の例の紹介) 第9回 架空送電技術Ⅰ(架空送電線の設備概要,絶縁設計,架空送電線から発生する電磁界等に関する解説) 第10回 架空送電技術Ⅱ(架空送電の保守と故障原因等に関する解説) 第11回 地中送電技術(地中送電線の設備概要,架橋ポリエチレンケーブルの絶縁設計の考え方,絶縁破壊のプロセス等の解説) 第12回 変電技術Ⅰ(変電所の構成機器の概要並びに変圧器,遮断器,断路器等の主要機器の構造動作原理等についての解説) 第13回 変電技術Ⅱ(調相設備に関する解説並びに保護装置の概要・動作原理についての解説) 第14回 電力系統と電力設備のシステムコーディネーション(電力システムが効率的にシステムとしての機能を発揮するための系統・変電・送電設備協調について解説) 第15回 電力貯蔵や直流送電技術など電力流通システムの新技術の概要紹介並びに試験 |
学習課題(予習・復習) | 学習計画内容に基づき,テキストに沿って授業を進めるため,事前に授業範囲の基本事項(電気回路、電気機器工学等)の内容を理解しておく。 |
ナンバリングコード(試行) | EN-ESYS-3 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら