シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2017 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 工学研究科(博士前期課程)物理工学専攻 | |
領域 | 主領域 : C | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
|
選択・必修 | ||
授業科目名 | 信号計測システム特論 | |
しんごうけいそくしすてむとくろん | ||
Advanced Signal Measurement Systems | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他専攻の学生の受講可 |
|
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
金曜日 3, 4時限 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 野呂 雄一(工学研究科物理工学専攻) | |
NORO, Yuichi |
授業の概要 | 波形のサンプリングから解析に至るまでの主にディジタル計測の基本的事項を習得する。 |
---|---|
学習の目的 | 波形のサンプリングから解析に至るまでの主にディジタル計測の基本的事項を習得する。 |
学習の到達目標 | 波形のサンプリングから解析に至るまでの主にディジタル計測の基本的事項を理解する。 また、自らMATLAB(Octave)等の処理ソフトウェアを利用して信号解析を行なえる能力を身につける。 (ただし、画像等の2次元データは対象としない。) |
ディプロマ・ポリシー |
|
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 | Moodle |
教科書 | 教科書は指定しない。必要な資料はMoodle上に公開するので、各自ダウンロードして利用する。参考書については適宜紹介する。 |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 授業中に実施する演習50%、レポート50%、計100%。 |
オフィスアワー | 毎週火曜日12:00〜13:00、場所 6307号室 |
受講要件 | 特に指定はしない。ただし、統計・確率、微分・積分、複素数、線形代数、ラプラス変換、フーリエ変換等の数学に関する基礎知識を学部レベルで十分理解していることが望まれる。 |
予め履修が望ましい科目 | 特に科目名は指定しないが、統計・確率、微分・積分、複素数、線形代数、ラプラス変換、フーリエ変換等に直接的または間接的に(それらを利用する)係わる科目を履修しておくことが望ましい。 |
発展科目 | (主領域C)信号計測システム演習 |
授業改善への工夫 | 単なる講義だけではなく、MATLAB(Octave)等の処理ソフトウェアを利用して、毎回の内容を学生自身に確認させる。 |
その他 |
キーワード | ディジタル信号処理、AD変換、ラプラス変換、フーリエ変換、高速フーリエ変換、z変換、ディジタルフィルタ、ARモデル、システム同定 |
---|---|
Key Word(s) | digital signal processing, A/D converter, Laplace transform. Fourier transform, FFT, z trandform, digital filter, AR model, system identification |
学習内容 | 第 1回 基礎理論 数学的基礎 第 2回 基礎理論 信号の定義~標本化と量子化 第 3回 基礎理論 フーリエ級数~ラプラス変換 第 4回 基礎理論 z 変換 第 5回 基礎理論 畳み込みと相関~線形システム 第 6回 高速フーリエ変換 離散フーリエ変換~高速フーリエ変換 第 7回 高速フーリエ変換 窓関数 第 8回 正弦波パラメータの定義と推定誤差の下限値の理論的解析 第 9回 DFTによる正弦波パラメータの推定 第10回 DFTによる正弦波パラメータの推定 第11回 Prony 法 第12回 フィルタ理論 フィルタの種類~アナログフィルタ 第13回 フィルタ理論 ディジタルフィルタ 第14回 自己回帰モデルの同定 線形予測モデル~Yule-Walker推定 第15回 自己回帰モデルの同定 ラティス法~最大エントロピー法 |
学習課題(予習・復習) | 各回、MATLAB(Octave)等のソフトウェアを利用し、演習を実施する。適宜、課題を課しMoodle等を利用して回答を求める。 期末のレポートでは、波形データの実測例を公開し各自でそれに対する分析を実施する。 |
ナンバリングコード(試行) | EN-ELEC-5 |
---|
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら