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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士前期課程)資源循環学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 選択必修 |
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授業科目名 | 分子制御化学特論 | |
ぶんしせいぎょかがくとくろん | ||
Advanced Control Technology of Phytomaterials | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他専攻の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 野中 寛(生物資源学研究科資源循環学専攻) | |
NONAKA Hiroshi |
授業の概要 | 地球環境の構築要素および材料資源として重要な森林資源の構成成分を,分子制御しながら適切に利活用できるようになるため,またそれを実現する反応プロセスや持続的活用システムを発想できるようになるために,リグノセルロースの構造や,セルロース・ヘミセルロース・リグニンの様々な条件下における反応メカニズムについて議論する。 |
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学習の目的 | リグノセルロースの構造や,セルロース・ヘミセルロース・リグニンの様々な条件下における反応メカニズムを学び,森林資源の機能とその持続的有機資源としてのポテンシャルについて分子レベルで理解し,構成成分を分子制御しながら適切に利活用する反応やシステムについて考えることが出来るようになる。 |
学習の到達目標 | セルロース,ヘミセルロース,リグニンの様々な条件下における反応を題材に,他の有機化学の諸反応についても考えることができるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 グループ学習の要素を加えた授業 |
教科書 | 反応メカニズムが書かれた教科書や論文を足がかかりに,さらに自分で木材化学,有機化学等の教科書等を利用して,反応メカニズムを発想し,理解する。 |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | レポート100 % |
オフィスアワー | 随時受け付ける |
受講要件 | 有機化学関連の講義を履修していること |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 分子制御化学演習 |
授業改善への工夫 | 講義内容をできるだけ可視化する。 学生との対話により,理解度を確認しながら講義を進める。 |
その他 |
キーワード | 森林資源,リグノセルロース,リグニン,持続的循環,有機工業原料 |
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Key Word(s) | Forest Resources, Lignocellulose, Lignin, Carbohydrates, Sustainability, Organic Resources |
学習内容 | 木材の細胞壁構造,セルロース・ヘミセルロース・リグニンの諸反応を学習し,高分子化学,有機化学の諸トピックにも応用が効くようにセンスを磨く。 (1) リグニンの生合成反応:ラジカルカップリング (2) リグニンの生合成反応:キノンメチドへの付加反応 (3) リグニンのアルカリ蒸解条件下における反応 (4) リグニンのクラフト蒸解条件下における反応 (5) セルロース,ヘミセルロースのアルカリ蒸解条件下における反応 (6) リグニンの酸性条件下における反応 (7) セルロース,ヘミセルロースの酸性条件下における反応 (8) リグニンの蒸気爆砕条件下における反応 (9) リグノセルロースの形成と複合構造 |
学習課題(予習・復習) | 各授業において提示するキーポイントについて,各種専門書の調査,データ収集,その整理等を通して確実に理解する。 |
ナンバリングコード(試行) | BO-FRST-4 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら