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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 特殊講義(日本立体造形史Ⅱ) | |
とくしゅこうぎ(にほんりったいぞうけいしに) | ||
Art History (History of Japanese Three-Dimensional Art) | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
2011年度以前入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 特殊講義(日本立体造形史Ⅱ) | |
とくしゅこうぎ(にほんりったいぞうけいしに) | ||
Art History (History of Japanese Three-Dimensional Art) | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 7, 8時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 毛利 伊知郎 | |
MORI, Ichiro |
授業の概要 | 明治時代以降の日本の彫刻は、新しく紹介された西洋彫刻と江戸時代以来の造形表現との間で揺れ動くことになる。本講義では、幕末・明治期以降の彫刻の展開を展望し、彫刻分野における「近代」の特性を考察する。 |
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学習の目的 | 日本は明治時代以降、西洋をモデルに近代化を進めてきた。美術も例外ではなく、西洋的な価値観を規範として日本美術史が語られてきた。しかし、日本には西洋的文脈には該当しない様々な表現がある。本講義では、そうした作品を紹介しつつ日本の近代化が持つ功罪についての理解を深める。 |
学習の到達目標 | 日本には古くから仏像、神像、建築装飾、置物など、今日「彫刻」と称されるさまざまな表現がある。それらについてのの知識を得ることを通じて、明治時代以降に「美術」とみなされたものとそうでないものとがあることを認識し、美術とそうでないとされたものの境界、相違、そうした認識に含まれる問題点、価値観の多様性について主体的に考えられるようになることを目指す。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 特になし。 |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 美術館等見学レポート(期末) 50%、課題小レポート(期間中に随時) 50% |
オフィスアワー | 授業終了時など適宜。担当窓口教員は藤田伸也(教養教育2号館2階) |
受講要件 | 美術、美術史、文化史等に関心のある者。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 授業ではプロジェクターなどを使用し、視覚的に理解を深めることをめざす。 |
その他 | 授業中に近隣で開かれている展覧会情報などを伝えるので、積極的に展覧会に足を運ぶことを心掛けてほしい。また、授業を別の日の美術館見学に振り替える場合がある。見学に要する交通費、観覧料は自費となる。 |
キーワード | 美術史、日本、彫刻、近代 |
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Key Word(s) | art history, Japan, sculpture, recent times |
学習内容 | 第1回 ガイダンス(講義の進め方、評価方法など) 第2回 前近代立体造形作品の諸相① 第3回 前近代立体造形作品の諸相② 第4回 前近代立体造形作品の諸相③ 第5回 前近代立体造形作品の諸相④ 第6回 前近代立体造形作品の諸相⑤ 第7回 西洋彫刻の伝播 第8回 近現代彫刻家たちと前近代① 第9回 近現代彫刻家たちと前近代② 第10回 近現代彫刻家たちと前近代③ 第11回 近現代彫刻家たちと前近代④ 第12回 近現代彫刻家たちと前近代⑤ 第13回 近現代彫刻家たちと前近代⑥ 第14回 近現代彫刻家たちと前近代⑦ 第15回 まとめ |
学習課題(予習・復習) | 美術史を学ぶためには実際に作品を見ることが最も重要であるので、授業をきっかけに積極的に展覧会等に足を運ぶようになってほしい。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-CLTR2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら