シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2017 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 工学部物理工学科 ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
|
選択・必修 | 必修 学科必修 |
|
授業科目名 | 量子力学 II | |
りょうしりきがく II | ||
Quantum Mechanics II | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他学科の学生の受講可, 他学部の学生の受講可 |
|
市民開放授業 | 市民開放授業 | |
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
月曜日 9, 10時限 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 松永 守(非常勤講師; 元工学部教員) | |
MATSUNAGA, Mamoru |
授業の概要 | 量子力学 I に引き続き、量子力学の初歩について講義する。 |
---|---|
学習の目的 | 角運動量、水素原子、スピン、Schroedinger描像とHeisenberg描像、不確定性関係、量子古典対応、摂動論に関する概念と方法を学ぶ。 |
学習の到達目標 | 学習の目的に同じ。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 | |
教科書 | 特に指定しませんが, きちんと書かれた教科書(例えば,下記の参考書)を1冊持っていることを強く進めます。 講義で使用する記号法は下記の参考書と同じにします。 |
参考書 | 猪木慶治・川合光 著 「基礎 量子力学」(講談社サイエンティフィク)。 |
成績評価方法と基準 | 定期試験:90%、レポートおよび課題10% |
オフィスアワー | 随時。メールで予約が便利。 |
受講要件 | 力学、熱力学、電磁気学、解析力学、物理数学I-IV、量子力学 I をすべて学んでいること。 |
予め履修が望ましい科目 | 受講要件に同じ。 |
発展科目 | 統計力学、量子力学III、物性物理学、固体物理学など。 |
授業改善への工夫 | 授業中の反応だけではなく,宿題レポートおよび中間・期末試験の出来具合を見ながら,受講生の理解度に即した授業を心がけている。 |
その他 |
キーワード | 角運動量、水素原子、スピン、Schroedinger描像とHeisenberg描像、不確定性関係、量子古典対応、摂動論 |
---|---|
Key Word(s) | angular momentum, hydrogen atom, spin, Schroedinger picture and Heisenberg picture, uncertainty relation, classical-quantum correspondence, time-independent perturbation theory |
学習内容 | 第1回 表示の変換 第2回 角運動量演算子とそれらの交換関係 第3回 角運動量演算子の固有値と固有状態、極座標 第4回 角度表現と球面調和関数 第5回 水素原子(その1) 第6回 水素原子(その2) 第7回 スピン(その1) 第8回 スピン(その2)、Pauliの排他律、ボソンとフェルミオン 第9回 Schroedinger描像とHeisenberg描像、ユニタリー変換 第10回 不確定性関係 第11回 古典力学との比較(その1):Ehrenfestの定理 第12回 古典力学との比較(その2):波動関数の振幅と位相、Hamilton-Jacobi 理論 第13回 時間に依らない摂動論:縮退がない場合 第14回 時間に依らない摂動論:縮退がある場合(その1) Stark効果 第15回 時間に依らない摂動論:縮退がある場合(その2) Zeeman効果 第16回 定期試験 |
学習課題(予習・復習) | 毎回予習・復習(とくに復習が重要)をすること。また、講義中に出された演習問題を解くこと。 |
ナンバリングコード(試行) | EN-PHYS-3 |
---|
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら