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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 教育学研究科(修士課程)教育科学専攻・人文・社会系教育領域
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 必修
専修免許の取得の際は必修科目
授業科目名 英語科教育特論Ⅰ
えいごかきょういくとくろん I
English Teaching I
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講 自研究科の学生の受講可
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 木曜日 5, 6時限
開講場所 英語科資料室・大学院演習室(教育学部専門1号館3階)

担当教員 荒尾浩子

Hiroko ARAO

学習の目的と方法

授業の概要 英語科教育の成果を高めるためには、外国語学習に特有である学習者の情意的要因の重要性を英語教員が理解することは必須である。経験からくる勘にのみ依存して教育実践すべきではないことを認識する。外国語学習者論、二言語習得理論、コミュニケーション心理、教育心理の知識を理解、習得する。日本における英語科教育にそれらの知見を当てはめ、応用することによって授業を展開する方法や英語の教科書内の題材を活用する教育方法や技術について論じ考察する。
学習の目的 英語教育における学習者論に関する知識を得る。
学習の到達目標 英語科教育における指導法において学習者論を中心に理解を深めることにより、英語を学習する際の生徒の情意的要因を念頭においた指導の方法、教授技能を習得することを目標とする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  • ○モチベーション
  •  主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 キャリア教育の要素を加えた授業

教科書 授業内で指示する。
参考書
成績評価方法と基準 レポートなど
オフィスアワー 毎週木曜7・8時限 
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫
その他

授業計画

キーワード 外国語学習 
Key Word(s) EFL learning
学習内容 授業計画
第1回 英語科教育おける中学校、高等学校における指導の目標、教育の実態、学習者の問題、生徒の自立学習について
第2回 外国語教育における学習者論、第二言語習得理論と日本の英語教育について
第3回 外国語教育における情意要素とは何か
第4回 英語科における不安感に関す過去の実験、研究、理論、4技能との関係
第5回 英語のスピーキングにおける不安感軽減のための教育方法、教育技術
第6回 英語のリーディングにおける不安感軽減のための教育方法、教育技術
第7回 英語のライティングにおける不安感軽減のための教育方法、教育技術
第8回 英語のリスニングにおける不安感軽減のための教育方法、教育技術
第9回 英語の授業内における生徒の持つ不安感と動機付けの関係
第10回 英語学習における生徒の動機付けを高める目標設定や教師のフィードバックの方法
第11回 英語指導における動機付けを高める教材作成、活用の方法
第12回 英語の教科書内のリーディング教材の題材を重視した学習者の興味を高める指導方法
第13回 英語の教科書内の文化的要因を重視した学習者の興味を高める指導方法
第14回 英語の授業内における生徒の動機付けを高めるための情報メディアの活用方法
第15回 英語科教育における生徒の自立学習を支持する方法
第16回 英語科における生徒の達成感、自己効力を高め生涯英語学習者を育成する方法
学習課題(予習・復習) 外国語学習における情意的要素を学習者として、そして教師としての立場から深く理解し効果的な外国語教授の方法を自分なりに創造していく。
ナンバリングコード(試行) ED-EDEN-4

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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