シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2017 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 工学部物理工学科 ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
|
選択・必修 | 選択 選択科目 |
|
授業科目名 | トライボロジー | |
とらいぼろじー | ||
Tribology | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他専攻の学生の受講可, 他学科の学生の受講可 他学部・他研究科からの受講は機械工学科学部3年以上,大学院生受講可 |
|
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
水曜日 3, 4時限 |
|
開講場所 | 工学部19番教室 | |
担当教員 | 中村裕一(工学部物理工学科) | |
NAKAMURA yuichi |
授業の概要 | 機械はその構成要素の相対運動により機能を発揮するが,トライボロジー(摩擦学)とはその相対面間の摩擦,摩耗,潤滑に関する学問であり,この講義では機械の設計および保守管理に考慮すべき摩擦,摩耗の種類,機構および潤滑理論を修学することをねらいとする |
---|---|
学習の目的 | 摩擦,摩耗を少なくし潤滑理論を取り入れた機械の設計および機械で摩擦,摩耗の問題が起こったときその現象を理解し解決する方針を立てる能力を身につける. |
学習の到達目標 | 機械の設計および保守管理に考慮すべき摩擦,摩耗の種類,機構および潤滑理論を修学する |
ディプロマ・ポリシー |
|
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 教科書:図解 トライボロジー(村木正芳,日刊工業新聞社)資料およびビデオ(ただし教科書にない内容,とばす箇所もあるのでノートをしっかりとること) |
参考書 | 参考書:トライボロジー入門(岡本純三他2名,幸書房),トライボロジー(山本・兼田,理工学社),トライボロジー辞典(日本トライボロジー学会編,養賢堂), 自動車のトライボロジー(自動車技術会編,養賢堂) |
成績評価方法と基準 | 定期試験80%,2回の提出レポート(小テストに相当)および授業中の態度(レポートは期限内で不備のない場合のみ満点)の合計を20%,計100%(全回出席が前提) |
オフィスアワー | 質問には第2合同棟(物理棟)4階6406室で対応する.電子メールによる質問も可,E-mail: nakamura.yuichi@mie-u.ac.jp |
受講要件 | 機械関係の基礎科目を履修しておくこと |
予め履修が望ましい科目 | 機械設計基礎および製図演習,機械設計製図,流体力学,材料力学 |
発展科目 | トライボロジー特論(大学院授業) |
授業改善への工夫 | 授業中の質疑,レポートなどから理解度を判定し,理解が不十分な点については補足説明する. |
その他 | 教科書は初回授業までに生協で購入しておくこと.教室の座席は2回以降初回の席に着席のこと. |
キーワード | 機械,摩擦,摩耗,潤滑 |
---|---|
Key Word(s) | machine, wear, friction, lubrication |
学習内容 | 第1回 トライボロジー(摩擦学)とは? 第2回 固体表面・接触とヘルツの接触理論 第3回 摩擦 第4回 境界潤滑 第5回 摩耗 第6回 粘性 第7回 潤滑油 第8回 グリースと固体潤滑剤 第9回 トライボロジーの基礎に関するビデオ 第10回 流体潤滑理論 第11回 すべり軸受の流体潤滑理論 第12回 弾性流体潤滑理論 第13回 トラクションドライブ 第14回 家電,情報機器のトライボロジー 第15回 自動車のトライボロジー 第16回 定期試験 |
学習課題(予習・復習) | 授業のはじめに前回授業に関する質問時間があるので答えられるように復習する. また復習のための問題を出題して,当てた人に黒板に答えを書いてもらうので各自答え合わせをする. |
ナンバリングコード(試行) | EN-MECH-3 |
---|
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら