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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 工学部電気電子工学科 ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | 電子回路工学Ⅰ及び演習 | |
でんしかいろこうがくいちおよびえんしゅう | ||
Electronic Circuit Theory l and Exercise | ||
単位数 | 1.5 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他専攻の学生の受講可, 他研究科の学生の受講可, 自研究科の学生の受講可, 他学部の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
水曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | 工学部12番教室 | |
担当教員 | 平井 淳之(工学部電気電子工学科) | |
Junji Hirai |
授業の概要 | エレクトロニクスの中枢をなす電子回路において,その基礎となるトランジスタおよび電界効果トランジスタ(FET)の動作原理と特性,それらを用いた増幅回路の働き,等価回路の考え方,小信号増幅回路とその特性に関して学習する。 |
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学習の目的 | 授業が終了した時点で、トランジスタやダイオードを使った簡単な電子回路が設計、評価できるようになる。 |
学習の到達目標 | ①理想電圧・電流源の意味や、線形・非線形特性の違いについて基本的な理解ができる。 ②基本能動素子(トランジスタ、FET)の原理と,それらの回路における動作が理解できる。 ③等価回路の概念を理解した下で,それを用いて増幅回路の設計・評価が可能である。 ④増幅回路における直流バイアス特性と交流小振幅特性の違いとその相補的な設計手法が理解でき る。 ★学習・教育目標:「基礎専門知識」,「自主的継続的学習」及び「制約下での仕事」に関する能力を向上させる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 | キャリア教育の要素を加えた授業 |
教科書 | インターユニバーシティ「電子回路A」(藤原、オーム社) |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 夏期休暇中レポート+出席状況: 40% 定期試験: 60% |
オフィスアワー | オフィースアワー:金曜 13:00-18:00(その他の時間については,訪問時間を電子メールにて尋ねてください。)教官室: 電気電子棟 2階 電子メールアドレス:hirai@elec.mie-u.ac.jp |
受講要件 | 数学的な基礎知識(例:線形性、マクローリン展開、微分積分)を充分に有していること。 |
予め履修が望ましい科目 | 電気電子工学基礎および演習、基礎電気回路論l及び演習、基礎電気回路論Ⅱ及び演習 |
発展科目 | 電子回路工学Ⅱ及び演習,電子回路工学Ⅲ及び演習,電気電子計測,電気電子工学基礎実験,電気電子工学応用実験など |
授業改善への工夫 | H23年度からは、実動作波形やPCシミュレーションデータなど可視情報を増やして理解度の向上を図る。 |
その他 |
キーワード | 電子回路工学の基礎知識、線形と非線形の違い、直流バイアス特性と交流小振幅特性の違い。 |
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Key Word(s) | Linear & Non-linaer, Active & Passive Element, Diode, Transistor Amplification |
学習内容 | 第1回 ガイダンス。 電子回路とは。電圧源と電流源。事項の認識 第2回 回路解析と諸定理。無名数化・近似 第3回 線形・非線形。アナログ・デジタル 第4回 ダイオード・トランジスタ 第5回 FET 第6回 電圧・電流増幅。作図上の増幅度 第7回 増幅回路の形。入出力抵抗。 第8回 バイアス回路の考え方。 第9回 等価回路記述。hパラメータ 第10回 yパラメータ。FET回路での表現 第11回 一般的な線形回路網 第12回 バイアス回路のはたらき。増幅特性。 第13回 増幅回路の周波数特性。 多段増幅回路 第14回 電力増幅回路 第15回 講義のまとめ 第16回 期末試験 |
学習課題(予習・復習) | 第1回 予習 電気回路の基礎 復習 教科書関係ページの理解。 第2回 復習 教科書関係ページの理解+章末尾演習。 第3回 同上 第4回 同上 第5回 同上 第6回 同上 第7回 同上 (この近辺でレポート課題実施) 第8回 同上 第9回 同上 第10回 同上 第11回 同上 第12回 同上 第14回 指示した重点課題について復習。 第15回 同上 |
ナンバリングコード(試行) | EN-ELEC-2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら