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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 人文学部法律経済学科・社会科学科
受講対象学生 法律経済学科専用
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修 選択
授業科目名 特殊講義[社会経済論]
とくしゅこうぎ しゃかいけいざいろん
Social Economy
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 水曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 野崎 哲哉(人文学部)

NOZAKI,Tetsuya

学習の目的と方法

授業の概要 ☆講義は毎回VTRを用いて、経済問題全般に関する諸テーマについて検討する。講義の進め方は、VTRの解説を行うとともに受講生とのディスカッション(参加型授業)を重視する。また、毎回出席カードに意見・感想を書いてもらうことで、そのテーマについての理解が深められる工夫を行う。
学習の目的 現代社会において生起している経済的事象について、問題意識を持って接し、その現状と課題を考えられるようになることを目的とする。
学習の到達目標 複雑な現代経済の様々なテーマを扱った映像を活用しながら、経済・金融に関するイメージを豊かにするとともに、現実に生起している日本の経済・金融問題に対する広い視野からの理解を深めることを目的とする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的思考力
  • ○課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 なし
参考書 講義中に指示
成績評価方法と基準 レポート60%、意見カード・講義への参加状況等40%
オフィスアワー 火曜日および金曜日の昼休み(※ただし研究室に在室時はいつでもOK)
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 金融論、証券経済論、日本経済論、経済原論、産業経済論総論
*なおこれらの科目は、特殊講義〔社会経済論〕と同時履修でも可。
授業改善への工夫 毎回の講義での感想・意見を受講生全員で交流できるように工夫し、参加型授業に少しでも近づける努力する。
その他 受講に際しては、講義への参加の意志を強く持っていただきたい。
今年度は特に金融論との同時履修(または既修得)が望ましい。
本講義は現代経済コース、企業経営履修プログラムに属します。

授業計画

キーワード 現代社会の経済・金融問題
Key Word(s) Economic and financial problems of modern society
学習内容 ☆取り上げるテーマは講義開始時までに放映された映像もいくつか加える予定にしているが、現段階で取り上げるテ-マは以下の通りである。なお、放映順については変更あり。また受講生の要望で新たにテーマを付け加えることも考えている。

2017年度に予定しているテーマ
 ・アベノミクスに関する問題(金融緩和政策、財政問題、成長戦略)
 ・地域経済活性化および地域金融再編問題 
 ・マネー資本主義に関する問題
 ・欧米経済に関する問題(アメリカ経済の行方、EUのあり方) 
 ・新興国経済に関する問題(中国、ロシア、インド、ブラジル等)
 ・雇用問題 
 ・社会保障に関する問題 
 ・エネルギーと環境問題
 ・消費者被害に関する問題
 ・インフラに関する問題 etc.
 
2016年度 社会経済論の講義内容
第1回 講義ガイダンス
第2回 低迷する世界経済はどこへ向かうのか? ~乱高下する金融市場・停滞する実体経済~
第3回 国際的イベントの開催は国民生活を豊かにするのか ~ブラジル経済の現状~
第4回 EU経済は今後、どうなっていくのか ~EUの理念を揺るがすギリシャ危機の長期化~
第5回 東日本大震災5年 被災地の復興は進んでいるのか ~復興予算の現状と課題~
第6回 貧困地域における新たな社会的貢献投資の試みは成功するのか? ~リーマンショックの反省~
第7回 未来を作る金融とはいかなるものか? ~金融の新たな可能性~
第8回 地域の中小企業の休廃業問題に解決策はあるのか? ~地域金融機関の役割~
第9回 新たな金融の世界 フィンテックとは何か? ~ITと金融の融合の現状と課題~
第10回 中国経済は今、どうなっているのか? ~株暴落に揺れる中国経済~
第11回 公共工事は誰のものか? ~長良川河口堰問題~
第12回 企業不祥事はなぜ後を絶たないのか? ~利益追求至上主義の問題点~
第13回 マイナス金利によって景気は回復するのか ~異次元金融緩和の現状と問題点~
第14回 人工知能はどこまで進んでいるのか ~AIと金融・経済社会の未来~
第15回 講義のまとめ
学習課題(予習・復習) 学習課題は毎回提示。
復習は参考文献等を活用した独習を求めることとし、予習については次回テーマを明らかにすることで、関連文献等を読んでくることを求めたい。
ナンバリングコード(試行) HU-ECON-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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