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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 医学系研究科(博士後期課程)看護学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(博士課程・博士後期課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 精神・ストレス健康科学特論 | |
せいしんすとれすけんこうかがくとくろん | ||
Psychiatry, stress and Health Sciences | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 小森照久,磯和勅子,片岡三佳, 矢野竹男,堀浩樹,島岡要 | |
授業の概要 | 精神と身体には相互に関連があることを精神神経免疫学が示していて、ストレスに際して精神の不健康は身体的背景をもち、逆に、精神の不健康は身体機能にも影響を与える。ストレスは、精神疾患の発症、経過、予後に大きな影響を与え、精神神経免疫学的背景も視野に入れる必要がある。ストレス緩和ケアは、精神疾患の予防・ケア・再発予防のための関わりにとって重要な視点である。ストレスとストレス緩和ケアに関して俯瞰的視野を養い、精神疾患を代表とする精神の不健康に関して取り組むべき課題に対する研究動機、背景、意義を探究しながら、新しい発想による研究枠組みを見出す。 |
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学習の目的 | 俯瞰的視野から明確化したストレスと精神疾患、ストレス緩和ケアにおける取り組むべき研究課題について系統的文献検討やディスカッションを重ね、自らの専門的見地を明確にした上で研究課題を精錬し、研究動機、背景、意義を明確化する。 |
学習の到達目標 | 1.ストレスで生じる精神神経免疫学的変化を理解できる。 2. 精神疾患の発症・経過・予後におけるストレスの影響と看護実践との関わりを理解できる。 3.ストレス緩和ケアの効果を科学的に検討する方法を理解できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | |
参考書 | 1.エリオット・S・ダッチャー(著), 中神百合子(訳)(2005):心身免疫セラピー改装版 精神神経免疫学入門, 春秋社 2.ジョナサン・S・アブラモウィッツ(著), 高橋祥友(訳)(2014):ストレス軽減ワークブック, 金剛出版 3.ロバート・P・リバーマン(編),安西信雄・池淵恵美(監訳)(2005):リバーマン実践的精神科リハビリテーション新装版,創造出版 4.植田理彦(編)(2014):アロマセラピー(芳香療法)香りを活用した健康作り教本,民間活力開発機構 |
成績評価方法と基準 | レポート40% 授業への取り組み 30% 課題の発表内容と方法 30% |
オフィスアワー | 毎週水曜日17:00以降 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 精神・ストレス健康科学演習 |
授業改善への工夫 | |
その他 |
キーワード | ストレス,精神神経免疫学,精神疾患,ストレス緩和ケア |
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Key Word(s) | |
学習内容 | 第1回 精神神経免疫学の基本的枠組みを理解するため、文献検討を行い、ディスカッションを行う。(磯和) 第2回 精神神経免疫学に基づき、ストレスにより起こる心身の反応について文献検討を行い、ディスカッションを行う。(磯和) 第3回 精神科看護実践の観点から、コミュニケーション、精神科長期入院患者への退院支援、個室病棟における看護、訪問看護に関して文献検討を行い、ディスカッションを行う。(片岡) 第4回 精神科看護におけるストレス緩和ケアの方法と意義について、文献検討を行い、ディスカッションを行う。(小森) 第5回 6つの教育研究分野の合同講義:多面的視野からの話題提供とディスカッション イノベーションの考え方と実際の事業活動(矢野) 第6回 6つの教育研究分野の合同講義:多面的視野からの話題提供とディスカッション 地域医療と保健医療人材育成ネットワーク(堀) 第7回 6つの教育研究分野の合同講義:多面的視野からの話題提供とディスカッション 海外研究者の取り組みと大学間連携(島岡) 第8回 精神疾患の発症、経過、予後に関わる諸要因について、系統的に文献検討を行い、精神疾患におけるストレスの位置付けについてディスカッションを行う。(小森) 第9回 精神科入院患者に対するケア、退院支援に関する看護実践について、系統的に文献検討を行い、入院患者への看護実践におけるストレスの位置付けについてディスカッションを行う。(片岡) 第10回 精神科患者とのコミュニケーション、精神科患者に対する訪問看護に関する看護実践について、系統的に文献検討を行い、精神疾患患者の対人関係、社会復帰におけるストレス緩和ケアの意義についてディスカッションを行う。(片岡) 第11回 ストレス緩和ケアが精神機能に及ぼす効果を評価する方法について文献検討を行い、各方法の意義と問題についてディスカッションを行う。(小森) 第12~14回 ストレスと精神疾患、ストレス緩和ケアに関して、取り組むべき課題を明らかにし、研究動機、背景、意義を明確化する。(小森,磯和,片岡) 第15回 6つの教育研究分野合同でのまとめ 取り組むべき研究課題について学修成果をまとめて発表する。博士課程の学生や教員、他専攻の教員や現場実践者を交えての検討により、研究課題を精錬する(小森,磯和,片岡) |
学習課題(予習・復習) | 精神神経免疫学的観点をもち、精神疾患とストレスとの関連、ストレス緩和ケアの方策と効果について、俯瞰的視野からみた専門分野における取り組むべき研究課題を発表し、その修正版を提出する。 |
ナンバリングコード(試行) |
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