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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 医学部看護学科
受講対象学生 学部(学士課程) : 4年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 統合実習Ⅱ(老年看護学領域)
とうごうじっしゅうに(ろうねんかんごがくりょういき)
Clinical Practice in Integrated NursingⅡ(Gerontological Nursing)
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期後半

開講時間
開講場所

担当教員 磯和勅子(医学部看護学科),平松万由子(医学部看護学科)、北川亜希子(医学部看護学科)、服部由佳(医学部看護学科)

ISOWA,Tokiko HIRAMATSU,Mayuko KITAGAWA,Akiko HATTORI,Yuka

学習の目的と方法

授業の概要 組織における看護職の役割を理解するとともに、多職種のチーム医療の重要性や保健・医療・福祉チームとの協働・連携から、患者のQOLを援助する基本的能力を養う
学習の目的 加齢による健康への影響を踏まえ、様々な健康レベル及び生活環境にある高齢者と家族を対象とし、関係する多職種の中での組織管理における看護職の役割、高齢者の倫理的配慮・人権擁護における看護職の役割の視点を持って、看護を実践できる能力を養う
学習の到達目標 1.対象の心身・社会的状態及び環境から、健康上・生活上のニーズを総合的にアセスメントできる
2.学習した老年看護学の知識・技術と現実のケア場面を統合し、対象の生活に沿った健康課題を抽出できる
3.多職種の中での組織管理における看護職の役割について理解できる
4.高齢者の特徴を踏まえた倫理的配慮、人権擁護における看護職の役割について理解できる
5.自身の選択したテーマについて、看護実践を向上させる方法を科学的に探究することが出来る
6.実習のプロセスにおいては主体的な学習態度で臨み、自らの思考・判断能力を伸ばし活用できる
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  • ○倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  • ○心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  • ○討論・対話力
  • ○指導力・協調性
  • ○社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 実習

授業の特徴 PBL

教科書 系統看護学講座 専門Ⅱ 老年看護学 医学書院
系統看護学講座 専門Ⅱ 老年看護 病態・疾患論 医学書院
参考書 老年看護学概論 「老いを生きる」を支えることとは 南江堂
老年看護学技術 最後までその人らしく生きることを支援する 南江堂
生活機能からみた老年看護過程+病態・生活機能関連図 医学書院
カラー写真で学ぶ 高齢者の看護技術 医歯薬出版株式会社
成績評価方法と基準 実習内容、事前学習、記録、実習態度、ディスカッションへの参加度、テーマレポートおよび発表と出席状況をあわせて1~10段階で総合的に評価する
オフィスアワー 毎週木曜日15:00~16:00
受講要件 1.各領域別実習を履修済みであること
2.臨地実習であり、事故などの危険が伴うので、学生総合共済・学生賠償責任保険、看護学生総合保障制度に加入すること
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫
その他

授業計画

キーワード 高齢者、多職種連携、組織管理、複数対象の受け持ち、夜勤、倫理調整
Key Word(s) Clinical Practice Gerontological Nursing
学習内容 各自が設定した統合実習課題別計画に沿って、統合実習Ⅱの学習目標が達成できるよう、主体的に実習を進めていく
また、老年看護学の講義・演習と老年看護学実習ⅠⅡを通して培った知識と援助技術を統合し、老年期特有の健康課題について自分の興味のあるテーマを選択したうえで、主体的に実習を計画し実践していく

1)適宜ゼミにて実習上の課題・経過を報告し、ディスカッション後、計画の修正を行う
 実習テーマに沿った記録と並行して、原則看護過程の展開を行う
2)テーマレポート作成
3)統合実習ⅠⅡまとめ報告会にむけ、発表の準備を行う
4)適宜実習報告会を行う(学内および実習施設における多職種参加の実習報告会を実施し、学習を深める)
学習課題(予習・復習) 以下の準備を行った上で実習に臨むこと

1)老年期に特有の健康課題に沿った各自のテーマを設定する
2)実習テーマに関連した論文を読み,課題の所在を明らかにする
3)実習テーマに沿った実習計画をたてる
4)実習スケジュールを作成する
5)統合実習課題別計画を作成する
統合実習Ⅱでは、①他職種連携の視点、②組織管理、③複数対象の受け持ちや夜勤、④倫理調整のあり方、を学習する為の具体的な計画を各学生が作成する
ナンバリングコード(試行) MD-NOTH-3

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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