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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 英語学演習W | |
えいごがくえんしゅうだぶりゅー | ||
Seminar on English Linguistics W | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
2011年度以前入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 英語学演習W | |
えいごがくえんしゅうだぶりゅー | ||
Seminar on English Linguistics W | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
水曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 菅原 彩加(人文学部) | |
SUGAWARA, Ayaka |
授業の概要 | 子どもは生まれてから数年の間に驚異のスピードで母語を学んでいく。この事実について、生成文法という理論の枠組みでは「どんな言語かにかかわらず、ヒトには普遍的に応用できるような文法知識が脳/遺伝子に組み込まれているのではないか」と仮定し検証をすすめる。本授業では、その理論に基づいて仮説を立てて「子どもが何を知っていて何を知らないか」「その結果から何が推論されるか」を議論していく。言語学についての予備知識は前提としない。また、講義内で行った議論の成果をレポートとして提出することで論理的思考力および書く力を養う。 |
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学習の目的 | 1.生成文法の考え方について実感を持って理解を深める。 2.仮説検証のための第一言語獲得の実験をどのように作るのか、また結果からどのような推論を導き出すかについて理解する。 3.第一言語獲得における最新の話題を理解する。 |
学習の到達目標 | 1.ヒトが扱う自然言語に普遍的な特徴を挙げられる。 2.仮説検証のための第一言語獲得の実験をどのように作るのか、また結果からどのような推論を導き出すかについて理解し自ら実験をデザインできる。 3.第一言語獲得における最新の話題を理解できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 Moodle |
教科書 | 予習として教科書『はじめての言語獲得』(杉崎鉱司、岩波書店 2015年)の指定した箇所をあらかじめ読み、理解を深めてから授業に臨むこと。 その他、課題に必要な資料は適宜配布する。 |
参考書 | 授業内容の理解をさらに深めるために、特に参考になるものとして以下を推薦する。 Guasti, Maria Teresa (2017) Language Acquisition: The Growth of Grammar. 2nd edition. MIT Press. Fitch, W. Tecumseh (2010) The Evolution of Language. Cambridge University Press. Yang, Charles (2010) The Infinite Gift: How Children Learn and Unlearn the Languages of the World. Scribner. |
成績評価方法と基準 | 授業参加(リアクションペーパーへの記入)50%、期末レポート50% |
オフィスアワー | 授業開始時に指定 |
受講要件 | できる限り前期・後期合わせて受講してください。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 他の「英語学演習」「言語科学演習」 |
授業改善への工夫 | 毎回リアクションペーパーを提出することで、授業内容の理解を深めてもらうとともに学生のニーズを把握できるようにする。講義では子どもの発話の具体例を映像などを使って多く提示し、興味が持てるようにする。 |
その他 |
キーワード | 幼児の言語獲得、普遍文法、統語論 |
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Key Word(s) | fist language acquisition, Universal Grammar, syntax |
学習内容 | 第1回:ガイダンス 第2回:動物のコミュニケーションとヒトの言語 第3回:音・韻律の獲得 第4回:項構造 第5−6回:移動現象(1):かきまぜ文 第7−8回:移動現象(2):A'移動 第9−10回:移動現象(3):A移動 第11−12回:様々なパラメーターと言語獲得 第13−14回:取り立て詞の獲得 第15回:総まとめ |
学習課題(予習・復習) | 毎回課題として教科書(日本語)と資料(英語、1回あたり数ページ)を読み、予習をして授業に臨むこと。随時、参考になる資料も提示する。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-CLTR2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら