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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 工学部電気電子工学科 ・専門教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 選択 選択科目 |
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授業科目名 | 真空電子工学 | |
しんくうでんしこうがく | ||
Vacuum Electronics Engineering | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
月曜日 5, 6時限 |
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開講場所 | 工学部20番教室 | |
担当教員 | 岩田達夫(非常勤講師) 畑浩一(工学部電気電子工学科) |
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IWATA, Tatsuo HATA, Koichi |
授業の概要 | 荷電粒子(電子・イオン)を用いたデバイスおよび分析機器は,電子デバイスの評価・性能向上にとって重要視されている.本科目では,荷電粒子を用いた分析装置の構成要素である電子・イオン源の物理的基礎をはじめとして,荷電粒子ビームの輸送・操作の原理について学ぶ.さらに,荷電粒子ビームを応用した分析装置について教授する. |
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学習の目的 | 荷電粒子(電子・イオン)に関する物理現象として,電子・イオン放出,および固体との相互作用を理解し,工学的に利用されている分析機器の動作原理を習得する. |
学習の到達目標 | 荷電粒子(電子・イオン)の放出現象の物理的基礎を理解し,真空中での荷電粒子ビームの輸送と操作について習得する.さらに,荷電粒子と固体との相互作用についての理解を深め,荷電粒子ビームを応用した装置についての知識を得る. |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | PBL |
教科書 | 石川順三「荷電粒ビーム工学」(コロナ社) |
参考書 | 高木俊宜「電子・イオンビーム工学」(電気学会) 桜庭一郎「電子菅工学」(森北出版) |
成績評価方法と基準 | 以下の方式で配点を行い,総合の60%以上を合格とする。 定期試験:80%,演習20%(70%以上出席したものを単位授与の対象者とする。) |
オフィスアワー | オフィスアワー:毎週金曜日12:00~18:00 教授室:電気電子棟2階 連絡方法:電子メールhata@elec.mie-u.ac.jp(訪問予定をE-mailで尋ねてください。) |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 基礎物理学I,化学Ⅰ,基礎物理学III,基礎電磁気学及び演習,電磁気学及び演習I・II,材料科学,量子力学,固体電子工学 |
発展科目 | 半導体工学II,光エレクトロニクス,高電圧工学,電気電子工学応用実験 |
授業改善への工夫 | |
その他 |
キーワード | 電子,イオン,真空技術,電子光学,気体分子運動論、 |
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Key Word(s) | Electron, Vacuum Technology, Kinetic Theory of Gases, Ionization, Plasma |
学習内容 | 第1回 電子とイオンの性質 第2回 空間電荷効果 第3回 電子の発生:熱電子放出 第4回 電子の発生:電界放出 第5回 イオンの発生:プラズマによるイオンの発生 第6回 電界蒸発によるイオンの発生 第7回 電磁場中での荷電粒子の振る舞い 第8回 ビームの輸送と操作:電磁界偏向 第9回 ビームの輸送と操作:静電レンズ 第10回 ビームの輸送と操作:磁界レンズ 第11回 ビームの輸送と操作:質量分離 第12回 電子ビームと固体原子の相互作用 第13回 イオンビームと固体原子の相互作用 第14回 電子ビーム源の応用 第15回 イオンビームの応用 第16回 期末試験 |
学習課題(予習・復習) | 各講義において、以下に示す予習・復習を行うこと 予習:テキストの該当箇所を読んでおくこと。 復習:講義内容や演習で行った問題について復習すること。 |
ナンバリングコード(試行) | EN-EMAT-3 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら