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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | ヨーロッパ・地中海の思想 E | |
よーろっぱ・ちちゅうかいのしそう E | ||
European Philosophy E | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
2011年度以前入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | ヨーロッパ・地中海の思想 E | |
よーろっぱ・ちちゅうかいのしそう E | ||
European Philosophy E | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 5, 6時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 田中 綾乃(人文学部) | |
TANAKA, Ayano |
授業の概要 | ヨーロッパ近代哲学における根本思想を考察することで、近代から現代に至るまでの思考法の基礎を学ぶことを目論見とする。 前期は、<私>をテーマにしながら、近代哲学において確立された<私>の概念を巡り、<私とは何か?>という問いを考えた哲学者たちの思想を紹介する。さらに、現代、めまぐるしく変化する中で、<私>のあり方がどう変容していくのか、テクノロジーの問題を視野にいれながら、考察する。 身近な問いから、哲学的なものの見方とは、どのような見方であるのかを学び、クリアに考える力をゼロから学ぶ。 |
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学習の目的 | 西洋哲学における主要な主題を歴史的かつ体系的に基礎づける。 物事をじっくり考察するという哲学的思考法や哲学的態度を学ぶ。 先人たちの思想を考察することで、多角的なものの見方や価値観を養う。 |
学習の到達目標 | 「私とは何か?」という問いを深めながら、「自己」や「アイデンティティ」と言われる近代的なものの見方・思想を深く考察する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | プリント配布 |
参考書 | 中島義道『「私」の秘密』(講談社選書メチエ) 坂部恵『ヨーロッパ精神史入門』(岩波書店) その他、授業中に適宜指示する。 |
成績評価方法と基準 | 授業時のレスポンスペーパー(レポート)の内容、平常点などから総合的に評価する。 |
オフィスアワー | 毎週木曜日12時〜13時 |
受講要件 | ・哲学は「自分自身で考える」学問である。それゆえ、受動的ではなく、能動的に授業に参加すること。 ・毎回の授業にレスポンス・ペーパーを配布、回収する。 ・哲学ワークショップ(対話型授業)を採り入れる。 |
予め履修が望ましい科目 | 哲学・倫理学の科目 |
発展科目 | ヨーロッパ・地中海思想演習 |
授業改善への工夫 | |
その他 |
キーワード | 「西洋哲学」「私」「個性」「自我」「他者」 |
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Key Word(s) | Western Philosophy, individual, personality, |
学習内容 | 第一回 イントロダクション 第二回 <私>を巡る哲学の旅 第三回 <私>とは何か? 第四回 デカルトによる<私>の存在 第五回 <私のこころ>と<私のからだ> 第六回 individualと<私> 第七回 ライプニッツによる<私> 第八回 ライプニッツの個体概念 第九回 ロックの自己意識 第十回 自己同一性 第十一回 カントの統覚 第十二回 個の尊重 第十三回 <私>と<他者>〜メルロポンティの場合〜 第十四回 現代のテクノロジーにおける<私>の問題 第十五回 まとめ ただし、受講生の関心や理解度に応じて授業を進めるので、 必ずしもスケジュール通りに進むとは限らない。 |
学習課題(予習・復習) | 配布した資料をよく読み、指示した参考書にも可能な限り目を通すこと。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-EURO2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら