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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・国際理解・現代社会理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 哲学I | |
てつがく あい | ||
Philosophy I | ||
授業テーマ | 自然理解の哲学 | |
単位数 | 2 単位 | |
分野 | 人文 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開放科目 | 非開放科目 | |
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
水曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 小川 眞里子(非常勤講師) | |
OGAWA, Mariko |
授業の概要 | 博物学の科学史的考察を通して、科学の基礎と考えられている観察の本性を考える。同時に、科学も社会的、文化的所産であると考えざるを得ない面を有することを学ぶ。 |
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学習の目的 | 科学と言えば、一般的に客観的で普遍的であるとされるが、歴史的な事例を通して文化的社会的影響があることを学ぶ。 |
学習の到達目標 | 日々の科学に関係するニュースについても、一歩下がってその客観性や妥当性について考えることができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 講義のはじめにテキストや参考書について指示する。 |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 授業態度50%、期末試験50% |
オフィスアワー | 非常勤講師なので特に設けませんが、1~4限に講義があるので、昼食時間にまたがって話を聞くことは可能です。 |
受講要件 | 特にありません。 |
予め履修が望ましい科目 | 特に指定しません。 |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 可能な限りコメント用紙には回答し、返却する。 |
その他 |
キーワード | 自然、観察、科学、ジェンダー、分類 |
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Key Word(s) | nature,observation,science,gender,classification |
学習内容 | 観察するということの哲学的意味を考えながら、具体的な博物学の事例を通して検討する。植物にも性が存在することを知った人々が、花の性生活を考え、生殖器官に基づいて分類を行ったこと、乳房に注目した哺乳類という分類名が、ある社会的背景の下に誕生したことなど、自然認識と西洋文化のインターフェイスを扱う。また自然認識に関する比較文化論的考察も交える。 第1回:講義の進め方と講義の目的についての説明 第2・3回:観察するとはいかなることであるかを考える 第4・5回:植物にも性があることに気づいた人々は? 第6・7回:哺乳類はなぜ哺乳類と名づけられたのか? 第8回:前半のまとめ 哲学と科学はいかに繋がっているか? 第9回:類人猿はどのように観察されるようになったのか? 第10回:類人猿研究に反映する人間の価値観 第11回:人類の分類は何を根拠に、どのようにおこなわれたのだろう? 第12回:白い文明の真実 DVDの視聴 第13回:科学の起源は黒人か白人か?科学は誰のために? 第14回:白人男性中心に成立した科学を見直す 第15回:全体のまとめ(授業の回数により調整) 第16回:試験 |
学習課題(予習・復習) |
ナンバリングコード(試行) | LIPHIL1 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら