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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・地球環境システム学教育コース 学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 選択必修 教育コース選択必修:地球環境プロ指定科目 |
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授業科目名 | ローカル気象学 | |
ろーかるきしょうがく | ||
Local Meteorology | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・自然環境システム学講座 平成26年度(2014年度)までの入学者カリキュラム名称 |
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選択・必修 | 必修 講座必修 |
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授業科目名 | 環境物理学Ⅲ | |
かんきょうぶつりがく3 | ||
単位数 | 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他学科の学生の受講可, 他学部の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
火曜日 9, 10時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 立花義裕・西井和晃 ・万田 敦昌 (生物資源学部共生環境学科) 前川陽一・中村 亨(練習船勢水丸) |
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TAchibana, Yoshihiro, Nishii, Kazuaki, Maegawa, Yoichim, Nakamura, Toru |
授業の概要 | 1年前期で「将来気候予測論」2年後期で「グローバル気象学」を学んだことをふまえ,それに引き続き,,地球の大気中で起こっている様々な物理現象,特に大気の様々なスケールの運動やそれを引き起こす熱力学についてオーソドックスな気象学の講義とグローバルとローカルの関連性についての講義を行う.また,勢水丸等で定常的に行われている気海洋観測についても学ぶことで観測の重要性にうちても講義する.のなお、講義の冒頭では、リアルタイムでのその日の天気図を用いた日本付近で発生したその日の気象現象のトピック的な解説を交えて講義を行う場合(特に突発的に極端な気象現象が派生した場合など)もある。 |
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学習の目的 | 大気中で起こっているさまざまなスケールの物理・力学現象の基礎と素過程について理解する. 地球規模と比べると小さな規模で起こる気象現象を扱う分野がローカル気象であるが,ローカルな気象を理解するためにはグローバルな視点が必要なのはいうまでもない.なぜなら大規模な現象が中小規模の現象に影響をおよぼすからである.逆にグローバルな気象には,ローカルな気象の束が重要であることも重要である.また四方を海に囲まれた日本は海に影響を受けている.それを理解するために勢水丸で行われている観測についても学ぶ. |
学習の到達目標 | 学習目的に掲げている内容を理解することが到達目標である. |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | |
参考書 | 参考書:小倉義光著「一般気象学(第2版)」東京大学出版会 参考書:Wallace and Hobbs, [Atmospheric Science: An Introductory Survey],Academic Press |
成績評価方法と基準 | 小テスト,レポート、期末試験等による総合評価 |
オフィスアワー | |
受講要件 | 物理学,数学(特に微分積分)の基礎知識は必須 |
予め履修が望ましい科目 | 「将来気候予測論」「グローバル気象学」 |
発展科目 | 大気海洋科学,大気海洋循環学,リモートセンシング |
授業改善への工夫 | |
その他 |
キーワード | 気象学,気候科学,大気物理学,大気運動,地球環境 |
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Key Word(s) | |
学習内容 | 1. 気象力学,大気運動を理解するには 2. 回転座標系の運動方程式の本論 3. 地衡風、傾度風、温度風の本論 4. 温帯低気圧の発達理論入門(傾圧不安定理論入門) 5.湿潤断熱過程と乾燥断熱変化 6.温位.相当温位,湿潤静的エネルギー 7.顕熱と潜熱の輸送と乱流 8. 大気海洋相互作用論1 9. 大気海洋相互作用論2 10.海上気象観測と海洋観測1 11.海上気象観測と海洋観測1 12.大気中の様々なスケールの渦 13.渦度方程式 14.大気科学研究の最前線1 15. 大気科学研究の最前線2 16.試験 |
学習課題(予習・復習) | 講義日の前日や当日朝には、新聞やwebの気象情報の箇所、あるいはテレビの気象報道番組や天気予報番組をチェックし、日々起こっている気象現象に興味を持つように心がけること。それが毎回の予習事項である。 |
ナンバリングコード(試行) | BO-PHYS-2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら