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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養基盤科目・基礎教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 入試で物理を選択した人は必ずこの「入門生物学」を履修のこと |
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授業科目名 | 入門生物学 | |
にゅうもんせいぶつがく | ||
Introductory Biology | ||
単位数 | 2 単位 | |
分野 | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
木曜日 9, 10時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 神崎 秀嗣(非常勤講師) | |
KOHZAKI, Hidetsugu |
授業の概要 | 医療系に必要な生物学の基礎知識と応用力の習得と定着を目的とする。また治療薬の作用機序の基礎を学ぶ。 この科目を履修することによって、解剖学、生理学、免疫学、微生物学、生化学、分子病態学などを学びやすい環境を整える。 |
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学習の目的 | 生体内で行われている化学反応を理解するために、生化学と関連する疾患についてを学ぶ。 遺伝情報の流れを理解するために、遺伝学の基礎を学ぶ。 感染症の理解を促すために、微生物の特性とそれに対する生体防御機構を学ぶ。 生体の微妙な調整を行うために、ホルモンなど信号伝達を学ぶ。 脳科学の基礎を学ぶために、脳と神経の基礎について講義する。 死亡原因の上位を占める癌の理解のために、発癌のメカニズムの基礎を学ぶ。 投薬される薬品の働きの基礎を学ぶために、各臓器での影響を学ぶ。 |
学習の到達目標 | 1. アミノ酸の構造式と分類、タンパク質の一次構造〜四次構造までの区別ができるようにする。 2. 酵素反応と基質特異性の特徴を記述することができる。 3. 遺伝情報の流れを理解し、説明できるようにする。 4. 細胞内小器官の区別と働きを理解し記述できるようにする。 5. 糖代謝、脂質酸代謝に関与する回路を暗記し、生産されるATP、NAD、NADPH、FADなどを記述することができる。 6. ホルモンなどの生体内信号伝達の流れを述べることができる。 7. 肥満の原因の脂質の種類と合成について述べることができるようにする。 8. 感染症を引きを越す微生物の種類と特性を記述できるようにする。また感染症から体を守る免疫学を学び免疫の種類と特徴を述べることができるようにする。 9. 筋肉の動きを行う細胞の働きや細胞の増殖と分裂を順を追って述べることができるようにする。注目を集めている幹細胞の特徴を記述できるようにする。 10. ニューロンと電気信号の流れを記述することができるようにする。 11. 発癌の原因と転移のメカニズム述べることができるようにする。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 医薬系のための生物学(裳華房) |
参考書 | 細胞の分子生物学第5版(ニュートンプレス) |
成績評価方法と基準 | 小テスト30%(出欠の代わり)、中間試験30%、期末試験40%、計100%。(合計が60%以上で合格) |
オフィスアワー | メールでご連絡下さい。可能な限り速やかにご返事いたします。 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 解剖学、生理学など専門課程の基礎医学科目 |
授業改善への工夫 | 毎回、講義用のプリントを配布します。授業の目標と主要なポイントを明確にし、小テストによって知識の定着を図る。FD、業アンケートの結果等をもとに、受講生の知識の現状と授業への向かい方を改善する。 |
その他 |
キーワード | 遺伝学、分子生物学、生化学 |
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Key Word(s) | Genetics, Molecular Biology, Biochemistry |
学習内容 | 第1回 生命とタンパク質 第2回 酵素と酵素阻害剤 第3回 DNAと放射線障害 第4回 RNAと細胞の構造 第5回 細胞膜と細胞小器官 第6回 シグナル伝達 第7回 中間試験 第8回 ホルモン、糖代謝と糖尿病 第9回 脂質 第10回 ウイルス・細菌・植物 第11回 細胞運動・細胞分裂・幹細胞 第12回 免疫 第13回 癌 第14回 脳と神経 第15回 薬物と臓器 第16回 期末試験 |
学習課題(予習・復習) | 予習 次の講義で講義するところを教科書で一読下さい。 復習 次の講義で小テスを行いますので、授業用プリントや教科書を参考に復習して下さい。 |
ナンバリングコード(試行) | LIBIOL1 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら