シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2017 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・国語 | |
科目名 | 国文学 | |
こくぶんがく | ||
Japanese Literature | ||
受講対象学生 |
A 類, 教育学部 他類の学生の受講可 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次 ~69 期生 受講者数のバランスの都合上、国語教育コースの1年生は前期に、それ以外のコースの1~4年生は後期に受講することを勧める。 |
|
卒業要件の種別 | 必修 国語教育コースの必修科目 |
|
授業科目名 | 国文学概説 | |
こくぶんがくがいせつ | ||
A Survey of Japanese Literature | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他専攻の学生の受講可, 他研究科の学生の受講可, 他学部の学生の受講可 |
|
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
月曜日 5, 6時限 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 和田 崇(教育学部) | |
WADA, Takashi |
授業の概要 | 国文学のオリエンテーション科目として位置づけられる本授業では、高等学校の国語教科書(現代文)に掲載されている近代文学作品を中心に取り上げる。前半は、明治・大正期の文学史を概説し、文学作品の背景にある思想や歴史を学ぶ。後半は、批評理論を概説し、文学作品を理論的に読む力を身に付ける。 |
---|---|
学習の目的 | 明治・大正期の日本文学史に関する基礎的な知識を学び、近代小説の主題や文学史的意義を作品に即してとらえる。 作品を分析するための基礎的な批評理論を学び、近代小説を多面的に読む。 |
学習の到達目標 | 明治・大正期の日本文学史の基礎的な知識を得ると同時に、近代小説の読解法を学ぶ。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | テキストは授業で配布する。 欠席者にはMoodle2を用いてPDFファイルで配布する。 |
参考書 | ・安藤宏『日本近代小説史』(中公選書) ・鈴木貞美『入門 日本近現代文芸史』(平凡社新書) ・松本和也[編]『テクスト分析入門:小説を分析的に読むための実践ガイド』(ひつじ書房) ・ピーター・バリー(高橋和久訳)『文学理論講義:新しいスタンダード』(ミネルヴァ書房) ※その他は授業内で適宜提示する。 |
成績評価方法と基準 | 授業への積極的参加度40%+中間試験30%+期末試験30%=計100%(合計60%以上で合格) 3分2以上の出席を要す。 ※履修者数に応じて別途グループ学習による課題を課し、その評価は「授業への積極的参加度」に含む。 |
オフィスアワー | 時間:毎週木曜日16:20~17:50 場所:国文学第1研究室(和田崇研究室) |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 国文学講義・近代Ⅰ~Ⅳ 国文学演習・近代Ⅰ~Ⅳ |
授業改善への工夫 | |
その他 |
キーワード | 日本近代文学、明治、大正、批評理論 |
---|---|
Key Word(s) | Modern Japanese literature, The Meiji and Taisho era, Critical theory |
学習内容 | 第1回…イントロダクション―文学史と批評理論― 第2回…近代小説の誕生と没理想論争 第3回…自然主義文学の理路と隘路 第4回…反自然主義文学の系譜 第5回…白樺派の文学と志賀直哉 第6回…新感覚派の理論構築 第7回…プロレタリア文学と社会 第8回…中間試験:日本近代文学史のまとめ 第9回…森鷗外「舞姫」を分析する 第10回…夏目漱石『こころ』を分析する 第11回…芥川龍之介「羅生門」を分析する 第12回…志賀直哉「城の崎にて」を分析する 第13回…横光利一「蠅」を分析する 第14回…葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」を分析する 第15回…期末試験:作品分析のまとめ |
学習課題(予習・復習) | 前半(第2回~第7回)は授業の復習に力を入れ、後半(第9回~第14回)は授業時に配布する課題作品を次の授業までに必ず読んでおくこと。 課題作品についてグループでの討論を課すことがあり、課題作品を読まずに授業に臨むなど討論に消極的な受講者には単位を認定しない。 |
ナンバリングコード(試行) | ED-JLIT-1 |
---|
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら