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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 生物資源学部
受講対象学生 生物圏生命科学科・応用生命化学教育コース
学部(学士課程) : 2年次
選択・必修 選択必修
教育コース選択必修科目
授業科目名 遺伝子工学
いでんしこうがく
Genetic Engineering
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 水曜日 1, 2時限
開講場所 206視聴覚室

担当教員 田丸 浩(生物資源学研究科)

TAMARU. Yutaka

学習の目的と方法

授業の概要 本講義は,前半の「基礎編」では遺伝子工学で用いられる基本技術について解説する。また後半の「応用編」では,遺伝子工学を利用したさまざまなバイオテクノロジーについて学ぶことができる。
学習の目的 遺伝子操作などのバイオテクノロジーにおける遺伝子工学の基礎的理論と実験方法について講義し、工業的バイオテクノロジーとの関連から、化学品生産や有用物質生産、優良品種の作製などの応用について解説する。
学習の到達目標 テキストを必ず購入して毎回復習し,各章の終りにある練習問題に回答することで基礎的な知識が養われる。成績評価方法と基準はレポートおよび期末試験100%(試験日は前週に予告)とし,60%以上を合格とする。
また,講義への取り組み姿勢や積極性も評価する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標
○ JABEE 関連項目

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  • ○倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 基礎生物学テキストシリーズ10 「遺伝子工学」(近藤昭彦,芝崎誠司編著) 化学同人
参考書 特になし
成績評価方法と基準 期末試験100%
オフィスアワー 月曜〜金曜 10:00~17:00, 生物資源学部7階720室
受講要件 特になし
予め履修が望ましい科目 特になし
発展科目 バイオインフォマティクス, 海洋資源微生物学,水産食品化学
授業改善への工夫 随時、新聞記事など補足資料を配布したり, レポート提出により習熟度を向上させるための工夫をしている。
その他

授業計画

キーワード 遺伝子組換え, 遺伝子発現, バイオテクノロジー
Key Word(s) GMO, gene expression, Bioengineering
学習内容 第1回:遺伝子工学序論 原核生物,真核生物,DNA,RNA,タンパク質
第2回:遺伝子工学で用いる酵素 制限酵素,修飾酵素,タンパク質解析用酵素
第3回:遺伝子工学における分子解析手法 電気泳動法,ハイブリダイゼーション,PCR法
第4回:遺伝子の調製 ベクター,形質転換,DNA回収・精製・改変
第5回:遺伝子クローニング クローニング,ライブラリー,スクリーニング
第6回:遺伝子発現 発現系,レポーター遺伝子,ディスプレイ技術
第7回:機能解析手法 mRNA,タンパク質,タンパク質間相互作用
第8回:タンパク質工学 基本構造、設計と解析,抗体工学
第9回:発生工学 遺伝子導入法,クローン動物,幹細胞生物学,iPS細胞
第10回:医療における遺伝子工学 遺伝子診断,治療,医薬品
第11回:バイオ計測 アレイ,次世代シークエンサー,一細胞計測,ハイスル―プット技術
第12回:ゲノム・生物情報工学 ゲノム工学,系統解析,オミクス解析,代謝フラックス解析
第13回:バイオプロダクション 発酵工業,アミノ酸生産菌,医薬品
第14回:植物バイオテクノロジー 植物の改良,遺伝子組換え植物
第15回:バイオエネルギー・バイオ材料 バイオ燃料,バイオプラスチック,バイオ繊維
学習課題(予習・復習) 指定の教科書を熟読し, 内容の理解に努めるとともに, 各章に練習問題があるのでそれを解答する。
ナンバリングコード(試行)

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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