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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
全学科・全教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 地球環境プログラムを履修する場合は、プログラム指定科目。 地域環境デザインプログラムを履修する場合は、プログラム必修科目。 |
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授業科目名 | 未来地球システム学 | |
みらいちきゅうしすてむがく | ||
Lecture for sustainable earth system | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他講座の学生の受講可, 他類の学生の受講可, 他学科の学生の受講可, 他学部の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業 | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
水曜日 9, 10時限 |
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開講場所 | 生物資源学研究棟118 | |
担当教員 | 坂本竜彦 | |
Tatsuhiko SAKAMOTO |
授業の概要 | 人類は、産業革命以降,貴重な化石燃料を200年という短い時間で使い切ろうとしています。大気に排出された二酸化炭素は400ppm を越える勢いです.「いま」の地球には、増え続ける世界人口、エネルギー,食料、生態系破壊,環境問題・・・など、重要な人類的課題が山積みです。 地球は,複雑な要素が相互に関連しながら,ひとつの生命体のように進化するシステムであり,私たちはその一部なのです.「環境」をまるで自分の「健康」のように気遣う自然観が必要です.私たちは,化石燃料に依存したシステムから脱却し,自然と調和した社会を目指していく必要があります. 日本は「資源のない国」と言われていますが,ほんとうにそうなのでしょうか?ひと度視点を変えて身の回りを見てみると,太陽,風,森林,海,生命〜にあふれています.特に,三重県は自然がいっぱいです.この自然を生かす「持続可能な社会」=「自然エネルギー社会」こそ,今後私たちが目指す世界だと考えています. 本講義では「グリーンイノベーション」をテーマに,循環,環境保全,生態系調和,自然共生など「自然エネルギー社会」への具体的なビジョンや道筋を主なテーマにします.欧米の環境先進国の成功例を学ぶと,単に自然エネルギー技術が普及するだけでは真のグリーンイノベーションは訪れていません.「地域内循環社会」というべき,自治体レベルで,住民が参加する中で,自然エネルギーによる自給自足を達成し,第一次産業と結びつけて地域の経済が活性化する仕組みができているところに,これからの持続可能な社会の未来姿があります.「地域」をキーワードに,理学的な地球システム像の解明,工学的な技術開発,人文・社会・経済学的な現実社会の研究,そして,地域の住民参加のしくみづくりなどを学びます. |
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学習の目的 | 未来の地球システムのあり方,自然エネルギー、地域内循環システムなどについて,学ぶ |
学習の到達目標 | 地球をシステムとしてとらえる自然観,生命を不可欠とした現在の地球システム観,持続可能な社会の構築に必要となる視点,自然エネルギー社会の展望などを習得する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 | PBL 能動的要素を加えた授業 グループ学習の要素を加えた授業 Moodle キャリア教育の要素を加えた授業 |
教科書 | 大友詔雄著 「自然エネルギーが生み出す地域の雇用」自治体研究社 |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 出席25%、レポート25%、期末試験50% |
オフィスアワー | |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 環境計測実験 |
授業改善への工夫 | |
その他 |
キーワード | 地球システム,持続可能,自然エネルギー,地域内循環 |
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Key Word(s) | |
学習内容 | 第1回 持続可能な地球システム 第2回 人類の進化とエネルギー 第3回 化石燃料社会の現実とエネルギーの未来 第4回 自然エネルギー概論 第5回 太陽エネルギーの原理・技術・現段階 第6回 風力エネルギーの原理・技術・現段階 第7回 水力エネルギーの原理・技術・現段階 第8回 バイオマスエネルギーの原理・技術・現段階 第9回 環境先進国の事例に学ぶ 第10 回 省エネルギー 第11 回 ゼロエネルギー社会 第12 回 地域内循環のしくみ 第13 回 具体的な事例研究〜海外 第14 回 具体的な事例研究〜国内 第15 回 今後何をなすべきか? 第16 回 定期試験 内容は変更することがあります.初回の講義で説明します |
学習課題(予習・復習) |
ナンバリングコード(試行) | BO-ENVS-2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら