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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 医学部看護学科 ・成人看護学 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 3年次 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | 成人看護学Ⅲ | |
せいじんかんごがくさん | ||
Adult Nursing Ⅲ | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
火曜日 3, 4, 5, 6時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 坂口美和,辻川真弓,吉田和枝,竹内佐智恵,犬丸杏里(看護学専攻),武田佳子(医学・看護学教育センター) | |
授業の概要 | 成人看護学Ⅲでは、事前に課題を行うことで自己学習をし、演習やグループ討議で学びを深めていく。病気と共に生きているその人の体験に着目し、その人が語りえない側面にも配慮して、日常の対応ができること、そして、多職種との協働において看護師である私が責任ある役割を果たすことができるための基礎的能力を養う。成人看護学Ⅰ,成人看護学Ⅱで既習の知識を活用し、病状の進行してきた状態、再入院の状況にある事例において、患者や家族の理解を深める。ある日の患者の発言についてアセスメントし、配慮を考える。実際に病気をもって生活をしている人から直接話を聴き、その体験に学ぶ。また、模擬患者に自分たちが考えた配慮を実施し、その関わりを報告できるようにまとめる。 |
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学習の目的 | |
学習の到達目標 | 1.周術期の様子、退院後の情報を病態生理に基づき整理し、患者に起こっていたこと、今後、起こりうることを推測することができる。 2.退院後の情報を基に、入院してきた患者の心理、社会、スピリチュアル面を捉えることができる。 3.病みの軌跡を捉え、病気前より現在までの長期の視点から患者や家族を理解し、今後の軌跡の予想をすることができる。 4.ある日の場面の患者が発した言葉の意味を解釈し、より良い配慮について考えることができる。 5.当事者の体験を聞き、ディスカッションをすることで、事例の患者の理解、関わるときの配慮について学びを深めることができる。 6.模擬患者さんとのやり取りの中で、自分たちの関わりを振り返るとともに、模擬患者さんとの関わりを報告するためにまとめることができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 | PBL Moodle キャリア教育の要素を加えた授業 |
教科書 | 小松浩子他編:成人看護学総論,医学書院(成人看護学Ⅰで購入済) 鎌倉やよい他:周術期の臨床判断を磨く,医学書院(成人看護学Ⅱで購入済) |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 課題レポートとポートフォーリオ(50%),定期試験(50%) |
オフィスアワー | |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 成人看護学Ⅰ,成人看護学Ⅱ |
発展科目 | 成人看護学実習Ⅰ・Ⅱ |
授業改善への工夫 | |
その他 |
キーワード | 慢性看護, 緩和ケア |
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Key Word(s) | chronic nursing, palliative care |
学習内容 | 1.オリエンテーション 2~4.患者理解・援助のための知識 講義 5.6.グループワーク 患者の概要を想像する(身体を捉える) 7.8.グループワーク 患者の概要を想像する(心理・社会・スピリチュアル面を捉える) 9.10.グループワーク 患者の病みの軌跡を捉える 11.12.患者理解・援助のための知識 講義 13~16.グループワーク ある日の場面の患者の理解と接するときの配慮について 17.当事者の経験に学ぶ 18.患者理解・援助のための知識 講義 19.20.グループワーク 模擬患者さんに接するときの準備 21.22.模擬患者さんとの演習、振り返り 23.患者理解・援助のための知識 講義 24.まとめ |
学習課題(予習・復習) |
ナンバリングコード(試行) | MD-NADU-2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら