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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 教育学部・人間発達科学に関する専門科目(D類) | |
科目名 | コース選択科目AⅢ 教育実践創造 | |
こーすせんたくかもくえいさん きょういくじっせんそうぞう | ||
受講対象学生 |
D 類, 教育学部 学部(学士課程) : 3年次 67 期生 |
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卒業要件の種別 | 選択必修 |
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授業科目名 | 教育課程の国際比較 | |
きょういくかていのこくさいひかく | ||
International Comparison of School Curriculum | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
D 類, 教育学部 学部(学士課程) : 4年次 66 期生 |
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卒業要件の種別 | 選択必修 |
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授業科目名 | 現代社会の課題と国民的教養 | |
げんだいしゃかいのかだいとこくみんてききょうよう | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他学部の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 佐藤 年明 | |
SATOU, Toshiaki |
授業の概要 | 性の学習を窓口としながら、学習指導要領の強い拘束を受けている日本の教育課程とは対照的な特徴を持つスウェーデン及びニュージーランドの学校教育課程を紹介し、それらとの比較をしながら日本の教育課程の今後の可能性を探る。 |
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学習の目的 | 学習指導要領に拘束された日本の教育課程を相対化して捉える視野を持つこと。 |
学習の到達目標 | 学校教育課程を既存のものとして受け入れてしまう姿勢ではなく、教師が創造の主体となるその対象として能動的に捉える姿勢に立ってほしい。日本以外の国の教育課程を学ぶことがそのための刺激となることを期待する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 演習 |
授業の特徴 | PBL Moodle |
教科書 | 使用しない。 |
参考書 | 授業中に提示する。 |
成績評価方法と基準 | 授業中にmoodle上に提出を求める「課題レポート」及び期末の「最終レポート」によって評価する。 |
オフィスアワー | 木3・4コマ いずれも研究室にて |
受講要件 | 人間発達科学コース対象の授業であるが、学校教育コース及びその他のコースの学生にも自由選択科目として受講してもらいたい。 人間発達科学コース66期生は「現代社会の課題と国民的教養」として、同67期生は「教育課程の国際比較」として履修すること。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 「教育課程論Ⅰ」または「教育課程論Ⅱ」 |
授業改善への工夫 | 少人数となることが予想されるが、そのことが学習活動の不活発さにつながらないようにいろいろ工夫したい。 |
その他 |
キーワード | 人間の本性としての性 性と民族・文化・国家 教育課程編成権 |
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Key Word(s) | Sexuality as Human Nature, Sexuality and Ethnicity/Culture/Nation, Right to Organize Curriculum |
学習内容 | ※以下はあくまで当初計画であり、授業担当者の研究の進展や授業での議論の展開等によって変更する可能性もある。 第1~2回: 1.スウェーデンにおけるsex och samlevnad(性と共生)のVTR視聴と分析 (1)Dalaro skolaの基礎学校7学年・9学年の授業実践 (2)Blackeberg gymnasiumにおける授業実践 第3回: 2.Sverige(Sweden)の性教育史の概略 第4回:3.スウェーデンの若者の性教育被教育体験-性に対する羞恥心はあるのか?- 4.スウェーデンの性教育が1955年以降「必修」であることの実態的意味は? 第5回: 5.スウェーデンの性教育(性と人間関係の教育)の教育課程上の位置づけ 第6回:6.NEW ZEALANDの学校教育の概観 第7~9回:7.New Zealandの初等教育の事例 (1)Oratia District School (primary year 1-6) (2) Oratia District School Lone Kauri Classroom (3)Kohia Terrace School (full primary year 1-8) 8.New Zealandの Intermediate (小学校と高校を繋ぐ初等教育学校)の事例 9.New Zealandの中等教育の事例 Pakuranga College(高等学校) 第10回: 10.New Zealandの学校教育をどう見るか? 第11~14回:11.子どもに性交をどう語るのか~各国絵本(日本語訳)の比較検討~ (1)絵本の選択 (2)絵本の相互比較レポート発表~性交の記述を中心に~ 第15回: 12.授業全体を振り返ってのQ&A ※試験は行なわず、日常点と最終レポートで評価する。 |
学習課題(予習・復習) | 必要に応じて、授業で検討する資料を1週間以上前に配付し、予め通読しておくことを求めることがある。 |
ナンバリングコード(試行) | ED-EDUC-2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら