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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
生物圏生命科学科・海洋生物科学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 選択必修 教育コース選択必修:海洋生産プロ指定科目 |
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授業科目名 | 藻類学 | |
そうるいがく | ||
Phycology | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
生物圏生命科学科・海洋生物科学講座 平成26年度(2014年度)までの入学者カリキュラム名称 |
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選択・必修 | 必修 講座必修 |
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授業科目名 | 藻類学概論 | |
そうるいがくがいろん | ||
単位数 | 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他講座の学生の受講可, 他学科の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
火曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 倉島 彰(生物資源学部) | |
KURASHIMA, Akira |
授業の概要 | 海産大型藻類を主な対象として,藻類学の基礎を講義する。授業ではコンブ,ワカメ,ノリ,ヒジキなどの身近な海藻を例に挙げながら,藻類の系統と高次分類,光合成と物質生産,生態と環境における役割,養殖や利用法の歴史など人間との関わりについて解説する。 |
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学習の目的 | 藻類の分類群の特徴や多様性等について学ぶことで,生態系の中での藻類の位置,海藻の重要性と有用性を知り,海藻に対する親しみを深めてその価値を認識する。 |
学習の到達目標 | 藻類は陸上植物と異なる多くの分類群から構成される多様性に富んだ生物であることを認識し,生物としての藻類に関する基本的な知識を得る。また,海藻が我々の生活にどのように関わっているのか,生態的,水産的にどのような役割を果たしているのかについて知識を得る。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | Moodle |
教科書 | 授業時間毎のプリントをMoodleにより配信します。 |
参考書 | 藻類30億年の自然史 第2版(井上勲著 東海大学出版会) |
成績評価方法と基準 | 小テスト10%。期末試験90%,計100%。 |
オフィスアワー | 火曜日 16:30-18:00,623室 |
受講要件 | 特になし。 |
予め履修が望ましい科目 | 海洋生物学。 |
発展科目 | 海洋植物学実験。藻類学実習。 |
授業改善への工夫 | プリント,液晶プロジェクタをできるだけ利用して分かりやすく説明する。身近で親しみやすい話題をできるだけ取り入れる。 |
その他 |
教員免許・各種資格取得に関連した科目 (注 : 必ず入学年度の学習要項で確認してください) Moodleを用いて小テストを行うので,毎回PC等を持ってきてください。 |
キーワード | 藻類,海藻,系統,生活史,生態,光合成,生産力 |
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Key Word(s) | algae, seaweeds, phylogeny, lifecycle, ecology, photosynthesis, productivity |
学習内容 | 1 藻類とは 2 藻類の分類と系統 3 藻類の繁殖 4 緑藻の分類と形態 緑藻の生活史 アオサ,アオノリ,ヒトエグサ,イワズタ,ミル 5 褐藻の分類と形態 褐藻の生活史 ワカメ,コンブ,ヒジキ 6 紅藻の分類と形態 紅藻の生活史 ノリ,テングサ,フノリ 7 海中の環境 (海の光環境,水温,測定方法) 8 海藻の光合成(光合成とは何か,藻類の光合成色素の特性) 9 海藻の垂直分布 (色素組成,光合成,紫外線) 10 海藻の水平分布 (LFD, I/H, P/C,水温,生活史と分布) 11 藻場の群落生態 (分布様式,群落更新) 12 藻場の生産力 (生産力の考え方と測定法) 13 磯焼け (磯焼けの要因と藻場造成) 14 人間と海藻の関わり-1 (海藻利用の歴史) 15 人間と海藻の関わり-2 (養殖) 16 期末試験 |
学習課題(予習・復習) | 各回の授業前にMoodleで資料を配布するので,チェックする。 |
ナンバリングコード(試行) | BO-FISH-2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら