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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・国際理解・現代社会理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 文化人類学A | |
ぶんかじんるいがくえー | ||
Cultural Anthropology A | ||
授業テーマ | 文化人類学入門 | |
単位数 | 2 単位 | |
分野 | 社会 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開放科目 | 非開放科目 | |
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
火曜日 1, 2時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 深田 淳太郎(人文学部) | |
FUKADA, Juntaro |
授業の概要 | 文化人類学は世界中の多様な社会の人々<他者>を理解するための学問です。他者理解とは、他者を既存の枠組みに当てはめて、「あの人はああいう種類の人だ」と分類することとは違います。テレビのバラエティ番組の「“部族”の人々の生活は……」という見方は、他者を「自分と違う人間」という箱に投げ入こんでいるだけです。大切なのは自分と異なる存在に素直に驚くこと、いったいどこが違うのか/どこに共有できる点があるのかを考えること、その上で他者と向き合う中で自らの認識枠組みを作りかえていくことです。 |
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学習の目的 | この講義では、いわゆる「異文化」のことから現代日本に暮らす私たちにとって身近な 話題まで、幅広いトピックを取り上げて人類学的な視点から捉え直していきます。その中で皆さんには、「あたりまえ」のものの見方をいったん手放し、その場で起こっている現実に即して新たな価値観を組み立て直していく人類学的なものごとの捉え方、思考法を学んでもらいます。 |
学習の到達目標 | ・自らの常識を<括弧に入れ>、他者理解に取り組む姿勢を身につける。 ・人間の生命や思考方法、行動が多様であること、自らがその一類型に過ぎないことを理解する。 ・今自分が生きている世界が変わり続けているものであり、その中で「常識」も新しく作られ続けていることを実感できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 特定の教科書は使用しません |
参考書 | 浜本満ほか編(1994)『人類学のコモンセンス―文化人類学入門』(学術図書出版社) 深田淳太郎ほか編(2009)『経済からの脱出』(世界思想社) 春日直樹編(2008)『人類学で世界をみる―医療・生活・政治・経済』(ミネルヴァ書房) 奥野克己ほか編(2011)『文化人類学のレッスン―フィールドからの出発』(学陽書房) |
成績評価方法と基準 | コメントシート30-40%、期末試験60-70% |
オフィスアワー | ・研究室(教養教育2号館4階)に灯りがついていれば訪ねてきていただいて結構です。 ・確実につかまえたいときは、事前にメールでアポイントをとってください。 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 質問、要望についてはコメントシートに書いてもらえれば出来る限り対応します。 |
その他 |
キーワード | 人間の多様性、文化の構築、文化相対主義 |
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Key Word(s) | human diversity, Invention of culture, cultural relativism |
学習内容 | 1.イントロダクション 2.親と子をつなぐものは何か? 3.家族の多様なかたちⅠ:世界中の親子関係 4.家族の多様なかたちⅡ:生殖補助医療と新たな家族 5.人間の命はどこからはじまるのか? 6.映像鑑賞 7.通過儀礼Ⅰ:人間に「なる」 8.通過儀礼Ⅱ: 9.境界の人類学Ⅰ:汚いものはなぜ汚いのか 10.境界の人類学Ⅱ:人間とロボットのあいだ 11.人はいつ死ぬのかⅠ:臓器移植と脳死 12.映像鑑賞 13・人はいつ死ぬのかⅡ:いろいろな「死に方」 14.ネットワークとしての社会 15.全体のまとめ |
学習課題(予習・復習) | ・授業内で参考文献を紹介するので、復習として出来る限り読むこと。 |
ナンバリングコード(試行) | LICLAT1 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら