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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・現代科学理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次
1,2 年生のみが対象
選択・必修 選択
授業科目名 環境科学
かんきょうかがく
Environmental Science
授業テーマ 流域問題
単位数 2 単位
分野 自然 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開放科目 非開放科目
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 水曜日 3, 4時限
開講場所 液晶プロジェクター利用、ビデオ利用可能な教室、40人程度

担当教員 春山成子(生物資源学部)

HARUYAMA, shigeko

学習の目的と方法

授業の概要 流域内の自然現象と人間活動の相互作用を理解するための講義.1.ガイダン(流域について),2.流域の定義、3.流域変化と災害への応答、,4.流域変貌と災害変化,5.流域変化で揺れる景観,6.バゴ川と河川次数,7.プケットの土地利用変化と災害変容,8.津波被災とリゾート化,9.2004年洪水と流域変化,10.2004年洪水と社会変化,11.濃尾平野の地形と洪水,12.長良川の流域変化,13.長良川河口堰の建設前後,14.濃尾三川の河川管理と流域変化,15.ダム建設と流域変化,16.試験
学習の目的 Futuer Earthの概念のもとで河川流域を理解する。河川流域の環境問題を解決するための知識を得る。
学習の到達目標 グローバルに流域を考える力を養い、土地利用変化が与える流域問題を身近に感じ、考え、評価する姿勢を養う。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書 災害軽減と土地利用(古今書院)
参考書 水文化の憧憬(古今書院)
成績評価方法と基準 通常点を50%、期末試験50%、計100%。
オフィスアワー 水曜日12:00-13:00。生物資源学部3階 春山研究室
受講要件
予め履修が望ましい科目 地理学
発展科目
授業改善への工夫 受講生が満足可能な方法を模索する。
その他 受講生の適正規模の人数制限を行う(30名)

授業計画

キーワード 河川、流域、管理、土地利用変化
Key Word(s) river, basin, management,land use change
学習内容 1.授業全体の紹介・学生の講義へのかかわり方を示す。
2.日本の河川と流域の概念規定について
3.世界の河川と流域の概念規定について
4.流域の土地利用と土地利用変化の概念規定
5.ナイル川とダム建設後の流域変化を示す
6.ダム建設が与える流域へのインパクトについて示す
7.河川流域内の自然災害について
8.濃尾平野を事例とした流域地形と災害実例について示す
9.災害・防災の歴史的変化、現在の河川管理手法について
10.流域および河川管理のガバナンス
11.完新世の河川環境変化
12.環境劣化の概念規定、流域内の土地利用変化にともなう河川環境の連動変化
13.長良河口堰を以前と以後について
14.受講生のレポート発表(1)
15受講生によるレポート発表(2)
16.定期試験。
学習課題(予習・復習) 講義前に指定した教科書を読み事前学習を行っておくこと。新聞記事などを通して社会問題を学習しておくこと。河川管理、河川工学などの書籍を図書館で読んでおくこと。
ナンバリングコード(試行) LIENVS1

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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