三重大学ウェブシラバス


シラバス表示

 シラバスの詳細な内容を表示します。

→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)

科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 教育学部・教科に関する専門科目(A類)・国語
科目名 国文学
こくぶんがく
Japanese Literature
受講対象学生 A 類, 教育学部
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 4年次
-66 期生
67, 68期生は「国文学講義・近代Ⅰ」で受講登録すること。
卒業要件の種別 選択必修
国語教育コースの選択必修科目
授業科目名 国文学講義Ⅰ
こくぶんがくこうぎいち
Lecture on Japanese LiteratureⅠ
単位数 2 単位
受講対象学生 A 類, 教育学部
他類の学生の受講可
学部(学士課程) : 2年次, 3年次
67, 68 期生
66期生は「国文学講義Ⅰ」で受講登録すること。
卒業要件の種別 選択必修
国語教育コースの選択必修科目
授業科目名 国文学講義・近代Ⅰ
こくぶんがくこうぎ・きんだいいち
A Lecture on Japnese Literature : Modern Literature 1
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講 他専攻の学生の受講可, 他研究科の学生の受講可, 他学部の学生の受講可
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 月曜日 7, 8時限
開講場所

担当教員 和田 崇(教育学部)

WADA, Takashi

学習の目的と方法

授業の概要 明治から昭和初期にかけての児童文学を概観し、また、具体的な作品を取り上げることで文学作品の実践的な読解も行う。小・中学校の国語教科書に掲載されている作品を交えながら日本の児童文学の流れを把握することで、文学作品を読む意義や指導する意義を考える。
学習の目的 日本の児童文学に関する基礎的な知識を学ぶ。
学習内容を教材研究に関連づけて、作品の表現や内容を主体的に探究する力を身に付ける。
学習の到達目標 小説の読解方法、時代背景や日本の児童文学史の基礎的な知識を学び、それを文学教材の指導に還元できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 ・桑原三郎・千葉俊二編『日本児童文学名作集(下)』(岩波文庫)
※教科書に収録されていない作品については、別途配布する
参考書 ・桑原三郎・千葉俊二編『日本児童文学名作集(上)』(岩波文庫)
・鳥越信編著『はじめて学ぶ日本児童文学史』(ミネルヴァ書房)
・日本児童文学学会編『日本児童文学概論』(東京書籍)
・周東美材『童謡の近代:メディアの変容と子ども文化』(岩波現代全書)
※その他は授業内で適宜提示する。
成績評価方法と基準 授業への積極的参加度50%+期末試験50%=計100%(合計60%以上で合格)
3分2以上の出席を要す。
※履修者数に応じて別途課題・発表を課し、その評価は「授業への積極的参加度」に含む。
オフィスアワー 時間:毎週木曜日16:20~17:50
場所:国文学第1研究室(和田崇研究室)
受講要件
予め履修が望ましい科目 国文学概説
発展科目 国文学講義・近代Ⅲ, 国文学講義Ⅳ
国文学演習・近代Ⅳ, 国文学演習Ⅳ
授業改善への工夫
その他

授業計画

キーワード 日本近代文学,児童文学,小・中学校の国語教育
Key Word(s) Modern Japanese literature, Juvenile literature, Japanese education of elementary and junior high schools
学習内容 第1回…イントロダクション:児童文学とはなにか
第2回…日本児童文学の誕生:巌谷小波のお伽噺
第3回…お伽噺から童話へ①:小川未明の登場
第4回…お伽噺から童話へ②:鈴木三重吉と『赤い鳥』運動
第5回…『赤い鳥』と童謡:北原白秋「赤い鳥小鳥」
第6回…『赤い鳥』の童話①:芥川龍之介「蜘蛛の糸」
第7回…『赤い鳥』の童話②:有島武郎「一房の葡萄」
第8回…宮澤賢治のイーハトヴ
第9回…宮澤賢治の童話①:「水仙月の四日」
第10回…宮澤賢治の童話②:「オツベルと象」
第11回…プロレタリア児童文学と労働
第12回…新見南吉の童話:「ごんぎつね」
第13回…椋鳩十の動物文学:「大造じいさんとガン」
第14回…戦時下の児童文学
第15回…まとめ
第16回…試験
学習課題(予習・復習) 毎回の授業時に指示する作品を必ず読んでおくこと。
テキストを用意しなかったり読んで来ない受講者には単位を認定しない。
ナンバリングコード(試行) ED-JLIT-2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


Copyright (c) Mie University