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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 選択必修 |
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授業科目名 | 生体高分子構造解析学演習 | |
せいたいこうぶんしこうぞうかいせきがくえんしゅう | ||
Seminar on Structural Analysis of Biological Macromolecules | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
通年 |
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開講時間 |
火曜日 9, 10時限 |
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開講場所 | 生物資源学校舎 210教室(都合により変更の可能性がある) | |
担当教員 | 加納 哲(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻), 舩原 大輔(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻) | |
KANOH Satoshi,FUNABARA Daisuke |
授業の概要 | 学部や大学院の講義内容を研究に反映することができるようにするために,各種の学術雑誌からタンパク質の特殊な機能や構造について記述された論文をゼミ形式で紹介し,海洋生物の筋肉タンパク質の特殊な機能や構造について理解する. |
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学習の目的 | 海洋生物の持つ特殊性について分子レベルで理解できるようになる。 |
学習の到達目標 | 板鰓類筋肉の尿素耐性メカニズム,軟体動物平滑筋キャッチ運動制御機構,平滑筋キャッチ運動制御機構,アコヤガイ生体成分中の化粧品素材などの課題が理解できるバックグラウンドを習得する. |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 |
教科書 | 図書館に所蔵に生化学,分子生物学関係の学術雑誌 電子ジャーナルに掲載の最新の学術雑誌 |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 内容の理解度とプレゼンテーション能力 |
オフィスアワー | 加納:水曜日12:00-13:00 716号室 舩原:水曜日12:00-13:00 714号室 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 生体高分子化学,海洋分子生物学,生体高分子化学実験,生体高分子構造解析学演習 |
発展科目 | 生体高分子構造解析学特論,生体高分子構造論(博士後期課程) |
授業改善への工夫 | 学生の要望を聞き,適切なものは指導に取り入れてゆく. |
その他 | 特になし |
キーワード | 筋タンパク質,構造,機能,筋収縮,生体運動,ミオシン,twitchin,尿素抵抗性,キャッチメカニズム,サメ,二枚貝 |
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Key Word(s) | muscle proteins, muscle contraction, cell motility, myosin, twitchin, urea-resistibility, catch mechanism, sharks, bivalves |
学習内容 | 授業計画に従って,最新の情報をゼミ形式で習得してゆく.ただし,文献の検索次第で順番を入れ換えることがある. 1.ミオシンおよびアクチンの生化学的性状-1 2.ミオシンおよびアクチンの生化学的性状-2 3.ミオシンおよびアクチンの生化学的性状-3 4.ミオシンおよびアクチンの生化学的性状-4 5.ミオシン重鎖および軽鎖の構造-1 6.ミオシン重鎖および軽鎖の構造-2 7.ミオシン重鎖および軽鎖の構造-3 8.ミオシン重鎖および軽鎖の構造-4 9.ミオシンとアクチンの相互作用-1 10.ミオシンとアクチンの相互作用-2 11.ミオシンとアクチンの相互作用-3 12.ミオシンとアクチンの相互作用-4 13.筋タンパク質の構造解析-1 14.筋タンパク質の構造解析-2 15.筋タンパク質の構造解析-3 16.筋タンパク質の構造解析-4 17.筋タンパク質の機能解析-5 18.筋タンパク質の機能解析-6 19.筋タンパク質の機能解析-7 20.筋タンパク質の機能解析-8 21.板鰓類筋肉の尿素耐性メカニズム-1 22.板鰓類筋肉の尿素耐性メカニズム-2 23.板鰓類筋肉の尿素耐性メカニズム-3 24.板鰓類筋肉の尿素耐性メカニズム-4 25.軟体動物平滑筋キャッチ運動制御機構-1 26.軟体動物平滑筋キャッチ運動制御機構-2 27.軟体動物平滑筋キャッチ運動制御機構-3 28.軟体動物平滑筋キャッチ運動制御機構-4 29.アコヤガイ真珠層形成メカニズム 30.アコヤガイ生体成分中の化粧品素材-2 |
学習課題(予習・復習) | 筋肉を構成する主要構成成分であるミオシンおよびアクチンの生化学的性状(1~4)について基礎的な事項から最新の研究状況まで論文を使用して紹介する。ついでミオシンの重鎖および軽鎖の構造および機能(5~8)について理解を深める。さらにミオシンとアクチンの相互作用(9~12)と構造との関連へと展開させる。後半ではこれらの筋肉タンパク質の構造解析(13~20)について論文を読みながら筋肉タンパク質の構造について情報収集を行う。板鰓類筋肉の尿素耐性メカニズム(21~24)および軟体動物平滑筋キャッチ運動制御機構(25~28)の研究を行ってゆくために必要な最新情報の収集のため論文の検索,紹介を通して実戦的な情報収集に当たる。生体高分子の応用研究としてアコヤガイ真珠層形成メカニズムおよびアコヤガイ生体成分中の化粧品素材の利用可能性(29,30)についても理解する。以上を論文紹介の形で実施してゆく。 |
ナンバリングコード(試行) | BO-FISH-4 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら