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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)資源循環学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次
選択・必修 選択必修
授業科目名 遺伝子工学特論
いでんしこうがくとくろん
Advanced Molecular Engineering
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講 他専攻の学生の受講可
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間
受講生の都合を考慮して開講曜日および時限を変更することがあります。
開講場所 地域イノベーション推進機構  遺伝子実験施設 3階研修会議室(307)

担当教員 小林 一成(地域イノベーション推進機構 /地域イノベーション学研究科教授)

Issei Kobayashi

学習の目的と方法

授業の概要 近年、ゲノム解析をはじめとする遺伝子研究は急速に発展しており、新しい知見が大量に蓄積されつつある。この授業では、これらの情報を的確に理解・整理する能力を養成する目的で、植物科学に関する最新の論文を題材とした発表と議論を中心に進める。
学習の目的 最新の植物分子生物学に関する論文を読み,特に研究に必要とされる論理的思考ができるようになることを目的とする。
学習の到達目標 植物科学に限らず、論文を読む際あるいは書く際に論理を確認あるいは構築できるようになり、学位論文の作成に係る基礎的な力をつけることを到達目標とする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  • ○モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義 演習

授業の特徴 PBL グループ学習の要素を加えた授業

教科書 なし
参考書 なし
成績評価方法と基準 提供論文のプレゼンテーションおよび議論への参加について評価する。
オフィスアワー 毎週月曜日15:30~17:00(毎月最終月曜日を除く)
受講要件 なし
予め履修が望ましい科目 なし
発展科目 なし
授業改善への工夫 最終授業の際に学生の意見を聞き、授業改善に役立てる。
その他 なし

授業計画

キーワード 防御応答・環境ストレス応答・ホルモン応答・植物分子生物学
Key Word(s)
学習内容 毎週1人が論文提供者,もう1人がその論文の説明担当者となる.講義の進め方は以下の通り.論文提供者は自分が担当する週に取り上げる論文のResults部分のみをコピーして1週間前までに全員に配る.講義当日までに,参加者全員が配布されたResultsを読み,各自でモデルを考えてくること.講義当日,説明担当者は全員を代表して,論文の実験結果を簡単に説明した上で,そこから考察できるモデルを書き示す.担当者が説明したモデルについて,各自が考えてきたモデルと比較しながら全員で議論する.最後に論文提供者が論文の簡単な背景と実験結果および論文で考察されているモデルを示してコメントする.全員で最終的な議論を行う.
学習課題(予習・復習) 取り上げる論文のソースとなる雑誌は以下を指定する(Cell, EMBO Journal, Genes & Development, Molecular Plant-Microbe Interaction, Plant and Cell Physiology, PLANT CELL, Plant Journal, Plant Physiology, Planta, PNAS).原則として,これらの雑誌の中から植物のストレス応答(病傷害,塩,浸透圧,光,温度などへの応答)あるいは植物のホルモン応答の分子機構を解析した論文を選んで材料とする.ただし,Discussionのセクションでモデルを立てて結果全体を説明しているものを選ぶこと.
ナンバリングコード(試行) AGRI-4

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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