シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
開講年度 | 2017 年度 | |
---|---|---|
開講区分 | 教育学部・人間発達科学に関する専門科目(D類) | |
科目名 | 人間発達科学コース選択科目AⅡ 人間関係発達支援 | |
にんげんはったつかがくこーすせんたくかもくえいに にんげんかんけいはったつしえん | ||
受講対象学生 |
D 類, 教育学部 他類の学生の受講可 学部(学士課程) : 3年次, 4年次 ~67 期生 |
|
卒業要件の種別 | 選択 |
|
授業科目名 | 心理的問題解決論 | |
しんりてきもんだいかいけつろん | ||
Solution to psychological problem | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他専攻の学生の受講可 (ただし、事前に要相談) |
|
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
|
開講時間 |
火曜日 9, 10時限 |
|
開講場所 | ||
担当教員 | 鈴木 英一郎(学生総合支援センター) | |
SUZUKI, Eiichiro |
授業の概要 | 短期療法(ブリーフサイコセラピー)と呼ばれる心理的援助の方法を中心に、こころの問題に対して解決を導くための理論と技法について解説し、実習を交えて理解をはかる。 |
---|---|
学習の目的 | 心理的な問題が形成される背景や状況の捉え方を知り、実習や事例検討を通して効果的・効率的な心理的問題解決の方法を理解する。 |
学習の到達目標 | 日々の生活の中で生じる心理的な問題に対して、その状況の理解や具体的支援策の検討を行う際に、本授業で扱った内容を参考にすることができる。 |
ディプロマ・ポリシー |
|
授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | グループ学習の要素を加えた授業 Moodle |
教科書 | 特になし。 |
参考書 | 授業内にて適宜紹介する。 |
成績評価方法と基準 | 出席状況40%、グループ発表の内容20%、期末レポート40%、計100%。 |
オフィスアワー | 毎週火曜日10:00~12:00、学生なんでも相談室 |
受講要件 | 特になし。 |
予め履修が望ましい科目 | 基礎的な心理学に関する科目をあらかじめ履修していることが望ましい。 |
発展科目 | 家族システム支援論(隔年開講) |
授業改善への工夫 | 授業の感想や、授業アンケートの結果を参考にする。 |
その他 | 本授業と「家族システム支援論」は隔年で開講される。 |
第1回 | 概要 | ブリーフサイコセラピーについて(1) |
---|---|---|
授業時間内の学習内容 | ・授業オリエンテーション ・「人生相談」ワーク&解説 ・リソース中心の会話の重要性 ・リソースマップ作り |
|
キーワード(Key Word(s)) | introduction | |
予習・復習の学習内容 | ||
自由記述欄 | ||
第2回 | 概要 | ブリーフサイコセラピーについて(2) |
授業時間内の学習内容 | ・3つのセントラルフィロソフィー ・「変化」について ・「解決」について ・リソースについて |
|
キーワード(Key Word(s)) | brief psychotherapy, Solution Focused Therapy | |
予習・復習の学習内容 | ||
自由記述欄 | ||
第3回 | 概要 | 「コンプリメント」と「例外」(1) |
授業時間内の学習内容 | ・リソース探しのためのキーワード 「例外」「成功の責任追及(例外の原因追究)」 ・見つけたリソースに対して「コンプリメント」する |
|
キーワード(Key Word(s)) | compliment, exception | |
予習・復習の学習内容 | ||
自由記述欄 | ||
第4回 | 概要 | 「コンプリメント」と「例外」(2) |
授業時間内の学習内容 | ・「例外」を見つけるワーク ・リソースに対して「コンプリメント」するワーク |
|
キーワード(Key Word(s)) | compliment, exception | |
予習・復習の学習内容 | ||
自由記述欄 | ||
第5回 | 概要 | リフレーミング技法(1) |
授業時間内の学習内容 | ・「リフレーミング」とは? ・「リフレーミング」の種類 ・いわゆる「ポジティブシンキング」との異同 |
|
キーワード(Key Word(s)) | reframing | |
予習・復習の学習内容 | ||
自由記述欄 | ||
第6回 | 概要 | リフレーミング技法(2) |
授業時間内の学習内容 | ・リフレーミング技法を使いこなすワーク | |
キーワード(Key Word(s)) | reframing | |
予習・復習の学習内容 | ||
自由記述欄 | ||
第7回 | 概要 | 「問題の外在化」技法(1) |
授業時間内の学習内容 | ・外在化する会話 ・外在化することの利点 |
|
キーワード(Key Word(s)) | externalising conversations | |
予習・復習の学習内容 | ||
自由記述欄 | ||
第8回 | 概要 | 「問題の外在化」技法(2) |
授業時間内の学習内容 | ・「問題の外在化」ワーク | |
キーワード(Key Word(s)) | externalising conversations | |
予習・復習の学習内容 | ||
自由記述欄 | ||
第9回 | 概要 | 解決志向アプローチに見られる質問技法 |
授業時間内の学習内容 | ・ミラクルクエスチョン ・スケーリングクエスチョン ・コーピングクエスチョン ・それぞれの使い方ワーク |
|
キーワード(Key Word(s)) | Solution Focused Therapy, miracle question, scaling question, coping question | |
予習・復習の学習内容 | ||
自由記述欄 | ||
第10回 | 概要 | 解決志向アプローチにおける面接の構成(1) |
授業時間内の学習内容 | ・リソースを生かすカウンセリングの進め方 ・適切な課題設定 ・関係性のアセスメント |
|
キーワード(Key Word(s)) | Solution Focused Therapy | |
予習・復習の学習内容 | ||
自由記述欄 | ||
第11回 | 概要 | 解決志向アプローチにおける面接の構成(2) |
授業時間内の学習内容 | ・逐語録を使って振り返り ・解決志向による面接の実習 |
|
キーワード(Key Word(s)) | Solution Focused Therapy | |
予習・復習の学習内容 | ||
自由記述欄 | ||
第12回 | 概要 | 「ソリューションバンク」実習(1) |
授業時間内の学習内容 | ・大学生活のソリューションバンク(長谷川,2005)を作ろう (グループワーク) |
|
キーワード(Key Word(s)) | ||
予習・復習の学習内容 | ||
自由記述欄 | ||
第13回 | 概要 | 「ソリューションバンク」実習(2) |
授業時間内の学習内容 | ・大学生活のソリューションバンクを作ろう (グループワーク) |
|
キーワード(Key Word(s)) | ||
予習・復習の学習内容 | ||
自由記述欄 | ||
第14回 | 概要 | 「ソリューションバンク」実習(3) |
授業時間内の学習内容 | ・各グループによる発表会 | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
予習・復習の学習内容 | ||
自由記述欄 | ||
第15回 | 概要 | 事例検討(まとめ) |
授業時間内の学習内容 | ・ブリーフサイコセラピー(解決志向アプローチ)を用いた事例の検討を通して、半期の学びを振り返る。 | |
キーワード(Key Word(s)) | ||
予習・復習の学習内容 | ||
自由記述欄 |
ナンバリングコード(試行) | ED-EDUC-2 |
---|
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら