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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 選択必修 |
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授業科目名 | 水族生理学特論 | |
すいぞくせいりがくとくろん | ||
Advanced Physiology of Aquatic Animals | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他専攻の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
水曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | 生物資源学部棟で実施するが,教室番号は講義開始前に掲示する.連絡は神原まで. | |
担当教員 | 神原 淳, 宮崎多惠子(生物資源学研究科生物圏生命科学専攻) | |
KOHBARA, Jun,MIYAZAKI, Taeko |
授業の概要 | 水圏環境の中で生活する魚類の行動発現に関わる諸感覚器官,特に視覚器,嗅覚器,味覚器の構造と機能および進化過程における環境適応的変化と分子進化,さらに外因性および内因性諸要因が行動発現に与える影響等について解説する. |
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学習の目的 | 魚類の諸感覚器官,特に視覚器,嗅覚器,味覚器の構造と機能を,ヒトや他の脊椎動物との違いと併せて理解する.また,外因性および内因性諸要因が行動発現に与える影響についての知識を得る.これらの知識を基礎として,魚類の種多様化過程おける諸感覚器官の環境適応的変化と分子進化について考察する. |
学習の到達目標 | 水中という陸上とは異なったユニークな環境の中で生活する生物が生存競争の勝者となるために,いかに他者よりもより効率よく環境情報を察知しているか等,彼らの環境への適応戦略についての幅広い知識を得る.自ら疑問を探求し,幅広い視野から柔軟かつ総合的に魚類のさまざまな行動や生活様式に関して考察できるようになる. |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 授業計画(あるいはキーワード)に示した内容に関連する専門書や学術論文(資料は配付する). |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 与えられた課題について:正しい解釈に基づき明快な説明ができているか(50%),質疑に対して的確な回答ができているか(30%),等によって評価する.また,出席(20%)も加味する. |
オフィスアワー | 随時.生物資源学部6F,630室(神原),628室(宮崎).E-mailでも対応. |
受講要件 | 特になし. |
予め履修が望ましい科目 | 特になし. |
発展科目 | 特になし. |
授業改善への工夫 | 内容に対しての理解・関心を深めるために図,写真,ビデオ等を活用する. |
その他 | 教員免許・各種資格取得に関連した科目(注:必ず入学年度の学習要項で確認してください.). |
キーワード | 感覚,環境,進化,遺伝子,視覚,嗅覚,味覚,紫外線受容,日周行動,生物時計 |
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Key Word(s) | sensory system, vision, chemoreception, gene, behavior, circadian rhythm, evolution |
学習内容 | 1-3.視覚:水中の光環境,視覚の役割,視覚器の構造,網膜,進化と紫外線受容. 4-6.嗅覚:嗅覚の役割,嗅覚器の構造,刺激物質と嗅覚器応答. 7-9.味覚:味覚の役割,味覚器の構造と味蕾の分布,刺激物質と味覚器応答. 10-12.日周行動と生物時計:行動の計測,遊泳行動,摂餌行動,サーカディアンリズム. 13-15.種多様性と感覚受容体の分子進化:種分化と適応放散,感覚受容体遺伝子の種類,アミノ酸配列の特徴と変異 これらの話題について,専門書や学術論文を講読し,解説する. また,その講義資料に対する自分の意見や考え方を受講者で互いに紹介しあい,議論する. |
学習課題(予習・復習) | ○テキストや学術論文を読み,その内容を理解する. ○講義資料に出てくる図表やグラフから読み取れる事実を理解する. ○与えられたテーマに対して自分の意見を理路整然と説明する. ○他の受講者の発言を聞き,それに対する自らの考え方を述べる. |
ナンバリングコード(試行) | BO-FISH-4 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら