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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 全学が開講する教職に関する科目(教育学部学生を除く)
受講対象学生 学部(学士課程) : 3年次, 4年次
国語科教育法1・2を履修済みの3・4年次生
選択・必修
授業科目名 国語科教育法Ⅲ
こくごかきょういくほうさん
Methodology of Language Education Ⅲ
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期集中

開講時間
開講場所 教育学部専門校舎1号館

担当教員 丹藤博文(教育学部非常勤講師)

TANDOH Hirohumi

学習の目的と方法

授業の概要 中学校文学教材の研究
文学理論をふまえた読みの方法について概説したうえで、中学校国語教科書に掲載される文学教材について研究する。扱う予定の教材は以下の通り。
『少年の日の思い出』(ヘルマン・ヘッセ)『走れメロス』(太宰治)『故郷』(魯迅)『高瀬舟』(森鴎外)『言葉の力』(池田晶子)『よだかの星』(宮澤賢治)。
それぞれについて書誌・読まれ方などの概説を聴いたしたうえで討論・発表しレポートにまとめる。なお、教材は変更する場合がある。
学習の目的 文学教材の方法を意識して読むとともに、個々の教材について読みをもつことができる。
学習の到達目標 個々の文学教材について、読みのポイントや教材としての価値を明らかにしたうえで、授業を構想することができる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  • ○問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義 演習

授業の特徴 PBL グループ学習の要素を加えた授業

教科書 丹藤博文『文学教育の転回』教育出版 2014
参考書
成績評価方法と基準 レポート60%・出席20%・討論への参加・発表20%
オフィスアワー 連絡の窓口となる教員:守田庸一(教育学部)
受講要件 国語科教育法I・IIを履修済みであること
予め履修が望ましい科目
発展科目 国語科教育法Ⅳ
授業改善への工夫
その他 授業で扱う作品について事前に読んでおくことが望ましい。

授業計画

キーワード 言語論的転回、物語論、語り、テクスト
Key Word(s) linguistic turn, narratology, narrating, text
学習内容 第1・2回 授業の進め方・評価などガイタンス。言語論(ソシュール言語学・ウィトゲンシュタインの言語ゲーム)、文芸批評理論(構造主義・テクスト論・記号論)、物語論の概説。
第3・4回 教材研究①「少年の日の思い出」(ヘッセ):書誌・教材史・学校における受容の実際・先行研究の説明、グループによる読みの検討と発表、読みと教材価値の検討(以下、同様)。
第5・6回 教材研究②「走れメロス」(太宰治)。
第7・8回 教材研究③「故郷」(魯迅)。
第9・10回 教材研究④「高瀬舟」(森鴎外)。
第11・12回 教材研究⑤「言葉の力」(池田晶子・大岡信)。
第13・14回 教材研究⑥「よだかの星」(宮澤賢治)。
第15回 全体のまとめ、レポート提出。
学習課題(予習・復習)
ナンバリングコード(試行)

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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