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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 生物資源学研究科(博士前期課程)生物圏生命科学専攻
受講対象学生 大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次
選択・必修 選択
授業科目名 微生物遺伝学特論
びせいぶついでんがくとくろん
Advanced microbial genetics
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期集中

開講時間
開講場所

担当教員 木村哲哉(生物資源学研究科)

KIMURA, Tetsuya

学習の目的と方法

授業の概要 大腸菌、酵母、糸状菌の古典遺伝学と分子遺伝学による遺伝子機能の解析について、文献を参考にしながら理解する。
学習の目的 微生物遺伝学について、酵母、カビ、細菌についての古典的遺伝学の基礎を理解し、これらの知見を基に発展した分子遺伝学について学び、さらに近年進歩が著しいゲノム解析技術とそこから発展した逆遺伝学的な解析を理解できるようになる。
学習の到達目標 大腸菌、Saccharomyces cerevisiae, Aspergillus nidulansについて、突然変異や接合、交配による古典遺伝学、遺伝子組換え方法、ゲノム解析による遺伝子機能の解析について知識をえる。さらに、専門分野の文献を英語で読んで理解し、討論できるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  •  幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 能動的要素を加えた授業

教科書 英語の文献を利用するので、教科書は使用しない。
参考書
成績評価方法と基準 授業への取り組み(50%)、プレゼンテーションによる口頭テスト(50%)。
オフィスアワー 水曜日12:10-12:40 (761号室)
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫
その他

授業計画

キーワード 酵母、カビ、大腸菌、ゲノム解析、形質転換
Key Word(s) yeast, Aspergillus nidulans, E.coli, genome, transformation
学習内容 第1回:微生物遺伝学の概要
第2回:大腸菌の遺伝学 その1 F因子、接合
第3回:大腸菌の遺伝学 その2 ラクトースオペロン、大腸菌遺伝学
第4回:大腸菌の遺伝学 その3 プラスミド, 形質転換、遺伝子破壊法
第5回:大腸菌の組換え技術とタンパク質生産への応用 さまざまなプラスミドと宿主
第5回:大腸菌の組換え技術とタンパク質生産への応用 封入体の形成、シャペロン
第6回:大腸菌の組換え技術のまとめと最新の文献紹介(学生によるプレゼンテーション)
第7回:酵母の遺伝学 その1 性的接合、酵母のライフサイクル 
第8回:酵母の遺伝学 その2 酵母用形質転換シャトルベクター、遺伝子破壊
第9回:酵母の遺伝学 その3 酵母のゲノム解析と分子遺伝学の発展
第10回:酵母の遺伝子組換え技術と産業への応用、組換え酵素の発現、バイオエタノール生産など
第11回:酵母の遺伝子工学についての文献紹介(学生によるプレゼンテーション)
第12回:糸状菌(カビ)の古典遺伝学と分子生物学 Aspergillus nidulansの遺伝子解析技術
第13回:糸状菌の遺伝子組換え技術と産業への応用(文献紹介含む)、麹菌のゲノム解析
第14回:嫌気性細菌の分子遺伝学、遺伝子工学とその応用
第15回:まとめ
学習課題(予習・復習) 微生物遺伝学に関する英語の最新の文献を海外のジャーナルから選んで読む。
ナンバリングコード(試行) BO-AGCH-4

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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