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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 生物資源学部 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・地球環境システム学教育コース 学部(学士課程) : 2年次 |
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選択・必修 | 選択必修 地球環境プログラム選択必修科目 |
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授業科目名 | 景観生態学 | |
けいかんせいたいがく | ||
Landscape Ecology | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
共生環境学科・自然環境システム学講座 平成26年度(2014年度)までの入学者カリキュラム名称 |
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選択・必修 | 必修 講座必修 |
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授業科目名 | 景観生態学 | |
けいかんせいたいがく | ||
単位数 | 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業 | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
水曜日 1, 2時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 大野 研 | |
OHNO, Ken |
授業の概要 | 「景観」は,森と草地のような異質な景観要素が組み合わさった空間の全体のことを意味する。例えば、池の周囲が森に囲まれている場合と草地に囲まれている場合では,池の中の生物の種類は異なり、その池がその景観の中で果たす役割も異なる。また、同じ面積の森林が存在しても、それが1つの森としてまとまっている場合と複数にわかれている場合では、森の中の生物の種類は異なり、その森林が持つ機能も異なる。このように、景観に含まれる景観要素の空間配置と生態系のプロセスや個々の生態系が持つ機能の間には密接な関係がある。「景観生態学」は,「景観」という空間の諸特性を,様々なスケール,様々な視点から階層的に解明していく学問である。 |
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学習の目的 | 景観要素の空間関係、景観要素間のエネルギーや種の移動、経時的な景観パターンの変化について学ぶ。 |
学習の到達目標 | 景観生態学の概念、問題、方法および応用を身につけ、生態系保全、資源管理、土地利用計画を行う上で有用な基礎を習得する。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | Moodle |
教科書 | |
参考書 | R.N.Coulson & M.D.Tchakerian : Basic Landscape Ecology,KEL,2010 M.Begon et.al. 堀道雄監訳:生態学、京都大学学術出版会、2003 M.G.Turner et.al. : 中越信和・原慶太郎監訳:景観生態学、文一総合出版、2004 Dennis Colella et.al. : Environmental Science, Addison-Wesley, 1996 Wenche E. Dramstad et.al. : Landscape Ecology Principles in Landscape Architecture and Land-Use Planning, Harvard University, 1996 |
成績評価方法と基準 | 通常点30%、期末テスト70% |
オフィスアワー | 毎週木曜日12:00~13:00、374室 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | 環境保全生態学 |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | |
その他 |
キーワード | 景観、生態系、バイオーム、配置、パッチ、エッジ、コリドー、マトリクス、景観モザイク、GIS |
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Key Word(s) | Landscape, Ecosystem, Biome, Patch, Edge, Corridor, Matrix, Landscape Mosaic, GIS |
学習内容 | 第1回 概説 第2回 景観生態学とは? 第3回 生物と環境の対応 歴史的要因1 第4回 生物と環境の対応 歴史的要因2 第5回 生態系内での相互作用 第6回 バイオーム1 砂漠・ツンドラバイオーム、草原バイオーム 第7回 バイオーム2 森林バイオーム、淡水バイオーム 第8回 バイオーム3 海水バイオーム 第9回 景観構造1 景観環境 第10回 景観構造2 景観の幾何学 第11回 景観構造3 景観の知覚 第12回 景観生態学の原理1 パッチ 第13回 景観生態学の原理2 エッジと境界 第14回 景観生態学の原理3 コリドーと連結性 第15回 景観生態学の原理4 景観モザイク |
学習課題(予習・復習) |
ナンバリングコード(試行) | BO-ENVS-2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら