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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 4月に説明会を開催し、5月に参加学生を募集します。ドイツ語能力は問いません。前期集中講義として実施します。 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 特殊講義「ドイツにおける移民問題と過去の克服」 | |
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
2011年度以前入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 特殊講義「ドイツにおける移民問題と過去の克服」 | |
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期集中 |
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開講時間 |
9月下旬実施予定のドイツにおけるフィールドスタディ、事前研修(4回)、事後研修(1回)のすべてに参加すること |
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開講場所 | 人文学部2階ドイツ語資料室、強制収容所跡の博物館(ベルリン)、トルコ系モスク(デュースブルク)、公立小学校(ボーフム)、ハイデルベルク大学ほか | |
担当教員 | 大河内 朋子(人文学部) | |
OKOCHI, Tomoko |
授業の概要 | ドイツにおける移民問題と「過去の記憶の継承」をテーマとして取り上げます。 移民問題は、現在のドイツがかかえる大きな問題の一つです。トルコ系移民の問題を中心にして、共生に向けた取り組みを学びます。 また、ナチ時代のユダヤ人迫害・絶滅政策について、その背景と現在における克服への取り組み状況、「負の記憶の継承」について学びます。 |
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学習の目的 | トルコ系移民を中心にして、ドイツにおける移民問題の概要を把握します。 ナチ時代におけるユダヤ人迫害・絶滅政策の背景と、現在における人種差別克服への取り組み状況、「負の記憶の継承」について学びます。 |
学習の到達目標 | ドイツにおける移民問題の概要を説明できる。 ナチ時代における反ユダヤ人政策の背景と、「負の記憶の継承」への取り組み状況を説明できる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 グループ学習の要素を加えた授業 |
教科書 | |
参考書 | 授業中に紹介します。 |
成績評価方法と基準 | 平常点(発表)とレポート |
オフィスアワー | 火曜のお昼休み、大河内研究室(人文学部2階) |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | |
その他 | ドイツにおける移民問題をさらに良く理解するために、「ドイツの文学A」(月曜56限)の受講を勧めます。 |
キーワード | ドイツ、移民、イスラム、統合、ユダヤ人、ホロコースト、強制収容所、人種差別、想起の文化 |
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Key Word(s) | Germany, Immigration, Islam, Integration, Jew, Holocaust, Concentration Camp, Rassismus, Memory |
学習内容 | 事前研修 (1) 移民(とりわけトルコ系移民)問題の歴史と現状を理解する。 (2) ナチのユダヤ人政策と、人種差別克服に向けた社会教育的取り組みの現状を理解する。 ドイツでのフィールドスタディー(9月下旬) (1) イスラム教のモスクや州政府移民センターの訪問と講義、初等学校での言語教育の視察、ドイツ人難民ボランティアとの対話、ハイデルベルク大学学生との意見交換などにより、ドイツにおける移民問題の複雑さと統合へ向けた取り組みを理解する。 (2) ユダヤ系市民に対する被害の場(ラーヴェンスブリュック強制収容所跡の博物館)、およびユダヤ系市民をかくまったドイツの人々に関する資料館(「静かな英集」博物館)でのセミナーやワークショップへの参加や、ハイデルベルク大学講師の講演および同大学学生との意見交換により、ドイツにおける人種差別克服へ向けての社会教育的な取り組み、および大学での研究状況を理解する。 事後研修 (1) レポートの提出と発表 |
学習課題(予習・復習) | レポートにより、問題意識を深め、自分の意見を論述する。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-CLTR2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら