シラバスの詳細な内容を表示します。
→ 閉じる(シラバスの一覧にもどる)
| 開講年度 | 2017 年度 | |
|---|---|---|
| 開講区分 | 教養教育・教養基盤科目・基礎教育 | |
| 受講対象学生 |
学部(学士課程) : 2年次 分子素材工学科 |
|
| 選択・必修 | 必修 |
|
| 授業科目名 | 基礎物理学 IIIB | |
| きそぶつりがく さんびい | ||
| Basic Physics IIIB | ||
| 単位数 | 2 単位 | |
| 分野 | ||
| 開放科目 | 非開放科目 | |
| 市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
| 開講学期 |
前期 |
|
| 開講時間 |
水曜日 3, 4時限 |
|
| 開講場所 | ||
| 担当教員 | 小海 文夫(工学部分子素材工学) | |
| KOKAI, Fumio | ||
| 授業の概要 | 化学反応の時間依存性に焦点をあて、速度式、速度定数などから反応速度論の基礎を学習する。原子・分子(ミクロ)と圧力や温度(マクロ)との関係を気体分子運動論で学習する。熱力学関数であるエンタルピー、エントロピー、自由エネルギー等が統計熱力学で如何に記述できるかを基礎から学習する。 |
|---|---|
| 学習の目的 | 反応速度式や定数、気体運動、統計熱力学を学習することから、化学反応の基本概念を理解できるようになる。 |
| 学習の到達目標 | 専門課程での講義を理解し、研究を進めていく上で必要な、化学反応論、統計熱力学、化学平衡論等に関する知識を習得する。 |
| ディプロマ・ポリシー |
|
| 授業の方法 | 講義 |
| 授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 |
| 教科書 | 教科書:基礎物理化学II(山内淳著、サイエンス社) |
| 参考書 | |
| 成績評価方法と基準 | 中間試験30%、定期試験70%、計100%。 |
| オフィスアワー | 毎週月曜日9:00から10:00、場所総合研究棟2階小海教員室あるいは、講義終了後に予約して下さい。 |
| 受講要件 | 特になし。 |
| 予め履修が望ましい科目 | 基礎物理学I-III、物理化学A等 |
| 発展科目 | 物理化学B、C等 |
| 授業改善への工夫 | 講義に対する学生の要望を随時受け付けるので、こうした事を参考にして授業の改善に対応したい。学生の授業評価アンケートの結果等は、次年度以降の参考にしたい。 |
| その他 |
| キーワード | 反応速度、反応機構、気体分子運動論、熱力学関数、統計熱力学 |
|---|---|
| Key Word(s) | |
| 学習内容 | 第1回熱力学の復習と反応速度論の序論 第2回速度式 第3回反応機構 第4回速度定数の解釈I 第5回速度定数の解釈II 第6回気体の状態方程式 第7回気体分子運動論 第8回中間試験 第9回統計熱力学とその組立 第10回分子エネルギー準位の分配の仕方 第11回Boltzmann分布 第12回分子分配関数 第13回集合分布関数 第14回集合分布関数と熱力学関数との関係I 第15回集合分布関数と熱力学関数との関係II 第16回定期試験 |
| 学習課題(予習・復習) | 物理化学Aで学習した熱力学の復習。 第1回から第8回までは物理化学Aで使用した教科書を使用するので、予習すること。 適宜課題をあたえるので、課題を解いて復習すること。 |
| ナンバリングコード(試行) | LIPHYS2 |
|---|
※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら