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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 文学概論A | |
ぶんがくがいろん えい | ||
Introduction to British and American Literature A | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
2011年度以前入学生用(文化) 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 英米文学概論A | |
えいべいぶんがくがいろん えい | ||
Introduction to British and American Literature A | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
金曜日 7, 8時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 吉野 由起(人文学部) | |
YOSHINO, Yuki (Faculty of Humanities, Law and Economics) |
授業の概要 | 「イギリス文学史」 古英語で書かれたイギリス最古の叙事詩Beowulf、中英語で書かれた「英詩の父」ChaucerによるThe Canterbury Talesに始まり、アーサー王伝説、Shakespeare、「長い18世紀」、ロマン派期、ヴィクトリア朝期を経てモダニズムに至る、イギリス諸島における物語の系譜を概観する。 |
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学習の目的 | イギリス文学の通史的・体系的理解を深める。時代・ジャンルを横断して多彩な作品に触れ、作品を理解し論じる練習を積む。作品を通して英語の歴史・イギリス文化史を垣間見る。 |
学習の到達目標 | 時代・ジャンルを横断して多彩な作品に触れ、イギリス文学を通史的・体系的に捉えることができるようになる。作品を通して垣間見られうる限りの、英語の歴史・イギリス文化史に関する初歩的知識を得る。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 Moodle |
教科書 | 授業で説明を行う。 |
参考書 | 授業で説明を行う。 |
成績評価方法と基準 | 授業時のディスカッションおよびリスポンス・ペーパー 20% 学期末のレポート 80% |
オフィスアワー | 月曜3,4限 |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 「文学概論B」「イギリスの文学」「アメリカの文学」、または各地域「文学」「英語」「イギリス」に関連する諸科目 |
授業改善への工夫 | |
その他 |
古今東西多様な文化圏で、日夜多彩な物語が生み出され、読み継がれ続けています。物語を持たない文明は存在するのでしょうか。なぜ人間は物語を語り、聴き、読むことを必要とするのでしょうか。 言葉を持たない動物の世界にもルールやコミュニケーションは存在しているといわれますが、果たして彼らの世界に詩や物語は存在するのでしょうか?物語とは、人間特有の営為、根源的な欲求の一つといえるでしょうか? 上記の問いを意識の片隅に置きつつ、多様な語り手・書き手による物語の片鱗に触れ、人間の想像と創造の営みの軌跡を、「イギリス文学」という限られたプリズムを通してではありますが、辿りたいと思います。「古い」時代に生まれた作品が時に燦然と放つ新鮮さ、「新しい」時代に書かれた作品の意外な古めかしさ等、驚きと発見があるかもしれません。 |
キーワード | イギリス文学史 |
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Key Word(s) | History of British Literature |
学習内容 | 第1回 イントロダクション/ 古英語・叙事詩の時代:Beowulf 第2回 中英語・ロマンスの時代:Chaucer, The Canterbery Tales 第3回 伝説:King Arthur and Robin Hood 第4回 ルネサンス期の詩と演劇:Edmund Spenser 第5回 ルネサンス期の詩と演劇:Christopher Marlowe 第6回 ルネサンス期の詩と演劇:William Shakespeare 第7回 英語の「古典化」と辞書:Samuel Johnson/新古典主義:Alexander Pope 第8回 小説の誕生(I):書簡体小説と旅物語Pamela/Robinson Crusoe/ Gulliver's Travels 第9回 小説の誕生(II):浮世と脱線の文学Joseph Andrews/ The Life and Opinions of Tristram Shandy 第10回 ロマン派詩(I):Wordworth, Coleridge, Burns 第11回 ロマン派詩(II):Byron, Shelley, Keats 第12回 小説の黄金時代(I):歴史小説と慣習小説/風景・人物・日常の描写 Scott and Austen 第13回 小説の黄金時代(II):ゴシック小説とその延長線 Frankenstein/ The Brontes 第14回 小説の黄金時代(III):文豪Dickens 第15回 伝統を壊す/言語表現の極限の追及:モダニズム T.S.Eliot, Virginia Woolf, James Joyce |
学習課題(予習・復習) | 毎回の講義では、ハンドアウトに加え作品の原典・翻訳それぞれの抜粋を配布します。 講義で読む範囲より若干長めに配布するので、講義後に通読されることを期待しています。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-CLTR1 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら