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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 工学研究科(博士前期課程)創成工学教育科目 | |
領域 | ||
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 選択 |
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授業科目名 | 先輩から学ぶ先端科学技術 | |
せんぱいからまなぶせんたんかがくぎじゅつ | ||
Advanced Lecture on Frontier Technology by Graduates of Mie University | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
他研究科の学生の受講可, 自研究科の学生の受講可 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
後期 |
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開講時間 |
木曜日 5, 6, 7, 8時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 岡崎 健、山本新、成瀬 英次、谷村 博史、野崎 真人、吉村定夫、大槻成章、川戸健二朗 | |
OKAZAKI Tsuyoshi, YAMAMOTO Shin, NARUSE Eiji, TANIMURA Hiroshi, NOZAKI Masato, YOSHIMURA sadao, OHTSUKI shigeaki and KAWATO kenjiro |
授業の概要 | 三重大学工学部を卒業し、社会人として、技術者として成功を収めた先輩から直接その専門分野及びキャリア形成について聞く。 |
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学習の目的 | ①自信の進路を深く考えるきっかけにする。 ②技術系社会人として生きていくための覚悟を持つ。 |
学習の到達目標 | ①企業、企業活動、社員(技術者)として求められることを知る。 ②技術者として大事なことを知る。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 出席,講義への参加の積極性,レポート。 |
オフィスアワー | 講義終了後、講師と約20分程の質疑応答を含む交流時間を持つ。 |
受講要件 | 特になし |
予め履修が望ましい科目 | 特になし |
発展科目 | 各専攻専門教育科目 |
授業改善への工夫 | 各講義毎にアンケートを取り,その結果を次回以降,翌年度の講義に反映します。 |
その他 |
キーワード | 先端科学技術、キャリア形成、卒業生 |
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Key Word(s) | Frontier science and technology, Career design and Graduate |
学習内容 | 1.宇宙機における信頼性工学 宇宙機は、地上および軌道上で受ける様々な環境即ち、打ち上げ時のロケット内での振動、衝撃、宇宙空間における宇宙線、紫外線などの影響に耐える必要がある。ミッション達成のために信頼性向上をはかる手段を設計から製造、試験迄のフェーズ毎に紹介する。 岡崎 健 第1期電気工学科 JAXA宇宙科学研究所 2.大都市行政における機械技術者でありながら、少し変わった道を歩んだ経験 東京都の設備技術者として前半、事務屋として組織の管理に携わった後半の東京都職員としての経験から、東京都を例にして地方公共団体での技術系職員の役割、組織などについて説明する。 山本 新 第1期機械工学科 元東京都 3.技術者に求められるもの 現代社会と鋳造の関わりを紹介し、講師の企業での業務経験を通じて「ものつくり」を紹介する。技術者は専門に強いのはもちろん社会、経済、財務に無関心ではいけません。インターネットあふれる情報はホントに正しいのかと疑うことも大事です。品質保証、環境管理、技術系新入社員教育、技術士としての異業種との交流など、講師の経験を紹介する。これからは技術経営(MOT)が大事です。工学部はものつくりを前提としているが、ほとんどが社会人の経験がないはずですので、学生に判りやすいように説明する。 成瀬 英次 第1期機械工学科 新東エンジニアリング(社長)技術士 4.グローバル化対応への提言-ISO規格活動と海外子会社勤務から学んだこと- 米国および台湾子会社でのトータル16年間の勤務体験とISO規格活動を通し、一個人としてグローバル化にどのように対応していけば良いのかについて話す。日本と海外諸国の考え方の違い、自分の意見を理解してもらうにはどうすべきか、これからグローバルな展開をしていくために必要なことは何かを体験をもとに講義を行う。 谷村 博史 第2期工業化学科 元横浜ゴム㈱ 5.外資系企業での技術者の役割と働き方 外資系電気業界と半導体業界での約30年の実務経験をもとに外資系企業の特徴や働き方などについてお話します。日米欧の文化、制度、環境などの差により、技術者の役割、必要な能力、キャリアの進め方などについて、考え方に大きな違いがあります。創造力や知恵、チームワークと個人主義などについても質疑応答を混じえて言及します。人事評価、待遇の決定方法についても例を挙げて紹介します。今後、益々、工業界での人材の流動化、国際化が進み、好むと好まざるに関わらず、M&Aにより、日系企業が外資系企業になったりしています。基本的な欧米外資系企業の特徴を認識しておく事は、有益であると思います。また、将来、外資系企業に就職を考えている学生の一助になれば、幸いです。 野崎 真人 第6期電気工学科 元インターシル㈱ 代表取締役社長 6.メーカーにおける環境活動と品質向上への取り組み 企業価値として、ESG(環境・社会・ガバナンス)が評価される時代であり、企業の持続性を堅持するためには、経営基盤である環境活動と品質向上への取り組みがますます重要になっています。 ・環境活動としては、商品開発・製造・物流・販売・修理サービス・リサイクルなど、各ステップにおける取り組みを紹介します。 ・品質向上としては、2007年の消費生活用製品安全法の改正に伴う製品安全高度化対応、そして設計品質、製造品質、修理サービス品質など、多岐に亘る取り組みを紹介します。 社会の変化や要請に対応するメーカーの取り組み事例紹介を通して、技術者を志す学生諸君の進路選択に僅かでも資すれば幸甚です。 吉村 定夫 第2期機械工学科 リンナイ㈱ 7.医薬品の開発における統計技術の活用とその経験 -吸着炭製剤の国際開発を通じて- 化学会社が開発した極めてユニークな吸着炭製剤の国際開発をプロジェクトリーダーとして手掛けた経験をもとに、医薬品の開発とそれに活用される統計解析技術を軸として、技術者としての働き方を学生の皆様にお伝えしたい。特に米国食品医薬品局(FDA)との交渉、海外の臨床試験受託機関(CRO)との連携、共同開発提携先との徹底した討議等の業務を通じて、10年にわたる新薬開発プロジェクトから得られた経験を紹介するとともに、大学で学んだ知識に加え、巡り合った仕事を通じて、生涯にわたって広く学び続けることの大切さを感じ取って頂ければ何よりです。 大槻 成章 第3期工業化学科 元㈱クレハ ㈱日本統計技術研究所 8.半導体の設計/製造工程のシステム開発を通して、仕事への取り組み姿勢について 半導体の開発とはどのように行われるのか。その開発の手順を紹介し、講師が携わってきたプログラムやシステム開発の経験を説明することで学生さんの仕事選びの参考になる様なお話が出来れば幸いです。 開発当初は、「本当にできるのだろうか」「期待されるようなものができるのか」等、悩みながら仕事を進めるうちに完成した時の喜び等のお話もできればと思います。 川戸 健二朗 第2期電気工学科 元富士通VLSI㈱ |
学習課題(予習・復習) |
ナンバリングコード(試行) | EN-COMN-4 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら