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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 人文社会科学研究科(修士課程)地域文化論専攻 | |
受講対象学生 |
大学院(修士課程・博士前期課程・専門職学位課程) : 1年次, 2年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 欧米思想文化論特講I | |
おうべいしそうぶんかろんとくこうI | ||
Western Philosophy I | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 薄井 尚樹(人文学部) | |
USUI, Naoki |
授業の概要 | 伝統的に哲学において「直観」や「概念分析」というものは、方法論上、とても大事な役割を果たしてきました。しかし今世紀に入り、それらを自明視するのではなく、より反省的に捉えようとする「実験哲学」という運動が生まれました。本講義では、実験哲学の現状をまとめた優れた教科書を通じて、実験哲学とはなにか、それは従来の哲学のありかたになにを求めるのかを考えていきます。 |
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学習の目的 | 実験哲学とはなにかを理解することで、哲学の方法論とその限界を学ぶ。 |
学習の到達目標 | 原文のテキストを読むことで、学術論文を読みこなせるだけの哲学の基礎知識を養う。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 Moodle |
教科書 | 以下のテキストを参照しつつ、レジュメを配布します。 Alexandar, J. (2012). Experimental Philosophy: An introduction. Polity. |
参考書 | 授業中に適宜、指示します。 |
成績評価方法と基準 | 期末レポート100% |
オフィスアワー | 講義終了後、1時間程度。 |
受講要件 | 英語文献を多数読むことになりますので、それについていけるだけの読解能力を持っていることが望ましいです。 |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | 欧米思想文化論演習 I |
授業改善への工夫 | 学生の関心に応じて、授業で用いるテキストを柔軟に変更する。 |
その他 |
キーワード | 実験哲学 |
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Key Word(s) | Experimental philosophy |
学習内容 | 第1回の講義では、授業の進めかたについて説明します。そのうえでまず、哲学という営みにおいて「直観」がどう考えられてきたのかを学びます(第2回〜第4回)。次に、直観が果たすとされる役割についてどのような疑義が提示されてきたのかを見ます(第5回〜第7回)。最後に、実験哲学が従来の哲学にどのような路線変更を迫るのかを考えます(第8回〜第14回)。第15回の授業では、レポートの課題を説明し、講義全体を通じた質問を受け付けます。 第1回:イントロダクション 第2回〜第4回:哲学において「直観」はどのような役割を果たしてきたのか 第5回〜第7回:「直観」の役割をめぐる攻防 第8回〜第14回:実験哲学はなにを求めるのか 第15回:まとめ |
学習課題(予習・復習) | 事前に講義でテキストのどの箇所を言及するのかを指定しますので、あらかじめ目を通してください。また復習においては、関連文献を積極的に読むことが求められます。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-CLTR4 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら