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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 ドイツの文学B
German Literature B
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 ドイツの文学B
どいつのぶんがくB
German Literature B
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 火曜日 1, 2時限
開講場所

担当教員 菅 利恵(人文学部)

SUGA,Rie

学習の目的と方法

授業の概要 「人間」をキーワードに、近代ドイツ文学のさまざまなテキストを紹介する。
学習の目的 18世紀後半から20世紀初頭のドイツ文学について基本的な知識を獲得する。さまざまな文学作品と親しみながら、近代市民社会に内在する諸問題について考察を深める。
学習の到達目標 近代ドイツ語圏の文学作品に親しむとともに、近代化の諸問題について知見を得る。また自由討論やレポート作成を通して、文学作品について論じる基本的な作法を取得する。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴 能動的要素を加えた授業 グループ学習の要素を加えた授業

教科書 プリント配布
参考書 授業中に指示する
成績評価方法と基準 平常点とレポートによる。
オフィスアワー 金曜日11:00~12:00
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫
その他

授業計画

キーワード ドイツ、文学、近代文化、小説、演劇
Key Word(s)
学習内容 講義形式を基本とし、余裕があれば参加者による発表の場も設けたい。課題図書を全員が読んだうえでグループ討論する「読書会」の時間を複数回設ける。

講義のおおまかな流れ(予定)は以下の通りである。
1. 「人間」とは何か 〜
        近代化と新しい「人間」
2〜3.   理想主義とニヒリズム
        シラーの劇作品
4〜6.    19世紀における悪の構造
        ロシアにおけるシラー受容など
7.    資本主義と人間
      カール・マルクスの経済理論における人間像
8〜9.    「人間」からの脱落
        ビューヒナー『ヴォイツェック』
10〜13.  「人間」からの逃避
        F. カフカ/Th. マン
14〜15. 近代的「人間」を超えて
        M. ヌスバウムの社会契約論批判とD. ハーヴェイのコスモポリタニズム批判
学習課題(予習・復習) 参考図書や課題図書、予習する文献については授業中に指示する。随時、授業テーマにそくした内容で発表をしてもらう。
ナンバリングコード(試行) HU-EURO2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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