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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | ドイツ文学論A | |
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
火曜日 1, 2時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 菅 利恵 | |
SUGA, Rie |
授業の概要 | ヨーロッパの近代化の過程では、子どもが開かれた可能性の持ち主として強調され、それとともに人間の「成長」に大きな期待が寄せられるようになった。この新しい人間観は、近代文学の形態や内容に大きな影響を与えている。 この授業では、「子ども」「若者」「成長」というキーワードのもとに、18世紀後半から20世紀初頭までのドイツ語圏文学史を概観する。おもに「教養小説」の発展に注目しつつ、さまざまな文芸流派の特徴をおさえる。 |
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学習の目的 | 18世紀後半から20世紀初頭までのドイツ語圏における文学作品に親しみつつ、啓蒙主義からシュトルム・ウント・ドランクへ、ロマン派から写実主義へといった文芸史の流れを把握する。 |
学習の到達目標 | |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 グループ学習の要素を加えた授業 |
教科書 | プリントを配布する。 |
参考書 | 授業中に指示する。 |
成績評価方法と基準 | 平常点とレポートで評価する。 |
オフィスアワー | |
受講要件 | |
予め履修が望ましい科目 | |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | |
その他 |
キーワード | ドイツ、ドイツ文化、ドイツ文学、文学論 |
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Key Word(s) | |
学習内容 | 講義と参加者による発表を組み合わせて授業を進める。 参加者には、講義中に出て来た文献や事項について調べ、発表する機会を持ってもらう。 全体的な流れは以下の通りである。(予定) 1.「子ども期」の発見/近代初期の教育論 2.「成長」に対する新しいまなざしと、文学ジャンルの変化 3.「エミール」〜〜子ども期の新しい意味付け 4.新しい若者像の登場 〜〜シュトルム・ウント・ドランク 5.「教養小説」の登場 6. ロマン派における「成長」とメルヒェン ノヴァーリス、ホフマン 7.ビーダーマイヤー期における家庭と子ども シュティフター 8. 子どものためのジャンルの発展 児童文学の発生と展開 9.写実主義の文学における成長物語 〜〜社会問題へのまなざし 10.成長の挫折の物語 1900年前後の学童小説 |
学習課題(予習・復習) |
ナンバリングコード(試行) | HU-CLTR2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら