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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 人文学部文化学科
受講対象学生 2012年度以降入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本の社会B
にほんのしゃかいびー
Japanese Society B
単位数 2 単位
受講対象学生 2011年度以前入学生用(文化)
学部(学士課程) : 2年次, 3年次, 4年次
選択・必修
授業科目名 日本の社会B
にほんのしゃかいびー
Japanese Society B
単位数 2 単位
他学部・他研究科からの受講
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 火曜日 3, 4時限
開講場所

担当教員 永谷 健(人文学部文化学科)

NAGATANI, Ken

学習の目的と方法

授業の概要 現代日本における格差状況の歴史的な背景については、意外に知られていない。本講義では、近代以降の日本社会の変化を、歴史社会学の観点から検討する。とくに、階層社会の成立と変容のプロセスとはどのようなものか、また、そうしたプロセスに対して各時代の人々はいかに適応してきたのかについて、具体的なトピックや統計データをもとに考える。
学習の目的 現代日本の格差状況の歴史的な背景を、社会学理論や社会学の研究手法を用いて考察する。
学習の到達目標 近代以降の日本社会の変化を、社会学的な視点で捉えることができるようになる。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  • ○共感
  • ○倫理観
  •  モチベーション
  • ○主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  • ○専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 なし。
参考書 授業の中で適宜指示する。
成績評価方法と基準 レポート50%、筆記試験50%、計100%。
オフィスアワー 火曜日12:00~13:00
受講要件 とくになし。
予め履修が望ましい科目 とくになし。
発展科目 日本社会演習
授業改善への工夫 ビジュアル資料を活用する。また、授業内レポートを通じて、疑問点や理解の程度を確認する。
その他

授業計画

キーワード 近代日本、アスピレーション、格差
Key Word(s) modern Japan, aspiration, economic disparity
学習内容 授業内容
第1回 現代日本と二つの近代化
第2回 近代化と日本社会(産業化と西洋化の関連で)
第3回 近代化の推進力と宗教
第4回 近代化と若年層の野心(立身出世主義との関連で)
第5回 教育制度の整備と若年層の進路
第6回 冒険的企業家の輩出と階層社会
第7回 近代化と家族国家観1
第8回 近代化と家族国家観2
第9回 中間まとめ
第10回 メディアと近代日本1
第11回 メディアと近代日本2
第12回 時代の閉塞感と野心の行方
第13回 戦前の“超格差社会”とその行きづまり
第14回 戦後日本社会における富と文化の平準化
第15回 戦後中流社会の変容
学習課題(予習・復習) 授業の中で紹介する参考書を手に取ることで、明治期以降の日本の社会や文化について関心を高めることが望ましい。また、授業中に小テスト・小レポートを課す場合がある。
ナンバリングコード(試行) HU-JAPA2

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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