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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・地域理解・日本理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
高大連携授業のため高校生が受講することがある。
選択・必修
授業科目名 演劇入門
えんげきにゅうもん
Introduction to Drama
授業テーマ 演劇の基礎知識と実践
単位数 2 単位
分野 人文 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開放科目 非開放科目
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

前期

開講時間 木曜日 9, 10時限
開講場所

担当教員 ◯吉丸雄哉(人文学部),田中綾乃(人文学部),大月淳(工学部),吉野さつき(愛知大学文学部),油田晃(NPO法人パフォーミングアーツネットワークみえ代表理事),鳴海康平(第七劇場主宰),松浦茂之(三重県文化会館事業推進グループリーダー)

Katsuya YOSHIMARU,Ayano TANAKA,Atsushi OTSUKI,Satsuki YOSHINO,Akira YUDA,Kohei NARUMI,Shigeyuki MATSUURA

学習の目的と方法

授業の概要 数ある芸術文化の中でも、演劇という舞台芸術を取り上げる。
講義と並ぶ、本授業のもうひとつの柱に演劇ワークショップがある。完成度の高い芝居を作ることよりも、コミュニケーション能力や自己表現力を高めるのが目的である。今後の大学生活、対話の必要な学習、就職活動はもとより、広く社会に出ても役立つ能力を鍛えることをめざす。
演劇を観る習慣のある人生のほうが、ない人生よりも豊かである。演劇の面白さを発見し、劇場へ足を運ぶことが習慣化できればよい。
学習の目的 古今東西の演劇の様式とその特徴を学ぶ。現代における演劇制作の現場について知る。
ワークショップに参加することで自己表現力やコミュニケーション能力を高める。実際に劇場に足を運ぶことで、演劇を肌で体感する。
学習の到達目標 演劇の歴史的・社会的意義を理解する。
演劇ワークショップを通じてコミュニケーション力・自己表現力を高める。
観劇の習慣を身につけることで、本講義の終了後も、演劇を通じて、自分の人生を豊かにする。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  • ○感性
  • ○共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  •  主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  •  論理的思考力
  •  課題探求力
  •  問題解決力
  •  批判的思考力
コミュニケーション力
  • ○情報受発信力
  • ○討論・対話力
  • ○指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  • ○感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義 実習 実技

授業の特徴 グループ学習の要素を加えた授業 Moodle

教科書
参考書 金原瑞人『古典芸能』(プチグラパブリッシング、2007)、鈴木忠志『演劇とは何か』(岩波新書、1988)、平田オリザ『演劇入門』(講談社新書、1998)、米屋尚子『演劇は仕事になるのか?』(彩流社、2011)、中野民夫『ワークショップ : 新しい学びと創造の場』(岩波新書、2001)、『ワークショップと学び』1・2・3(東京大学出版会、2012)。想田和弘『演劇1・2』(DVD、紀伊國屋書店、2013)、鴻上尚史『あなたの思いを伝える表現力のレッスン』(講談社、2012)、平田オリザ『わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か』(講談社現代新書、2012)
成績評価方法と基準 3分の2以上の出席が必要。学びの振り返り(三割)、ワークショップとその感想(三割)、期末レポート2本(四割)で評価する。また、期間のうち二回の観劇体験を要求するが、これが満たされない場合、単位は与えない。レポートは観劇の感想を求める。一本につき2000字程度が必要。
オフィスアワー 本科目の取りまとめ役の教員(吉丸雄哉)の連絡については火曜日昼休みか木曜日午後。教養教育校舎二号館五階。それぞれの講師の先生への取り次ぎも行う。できればメール等で事前の連絡のこと。
受講要件 最低二回は実際の観劇体験を要求する。引率して劇場に足を運ぶ機会は設けるが、それに参加できない場合、自分の行ける演劇を観に行くこと。
期間中、一、ニ回ほど、土曜日に振り替えて、劇場(三重県文化会館と国立文楽劇場)で授業を行う予定である。この行事に参加できないからといって、単位取得ができないわけではないが(単に授業の欠席とみなす)、参加できることが望ましい。
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫
その他 ワークショップは講義に比べて、時間通りに終わることが難しい。ワークショップの回は、授業が10~15分程度延長する可能性があることを理解しておいて欲しい。

授業計画

キーワード 演劇、伝統芸能、歌舞伎、文楽、現代劇、新劇、小劇場、劇場、公共ホール、ワークショップ。
Key Word(s) Drama, Traditional arts, Kabuki, Bunraku, Modern drama, New Theater"Shingeki", Small theater"Syougekijyo", Theater, Public theater, Workshop
学習内容 1 4月13日 ガイダンス&イントロダクション 吉丸
2 4月20日 「演劇」とは何か&日本の現代演劇1 田中
3 4月27日 日本の現代演劇2&劇評の書き方 田中
4 5月11日 日本の伝統芸能 能 吉丸 5月4日は祝日
5 5月18日 日本の伝統芸能 狂言 吉丸
6 5月25日 日本の伝統芸能 歌舞伎 吉丸
7 6月3日(土) 日本の伝統芸能 文楽 吉丸 6月1日振替
8 6月8日 演劇ワークショップ1 吉野
9 6月15日 演劇ワークショップ2 油田
10 6月22日 演劇ワークショップ3 油田
11 6月29日 演劇ワークショップ4 鳴海
12 7月6日 「劇場」とは何か 大月
13 7月15日(土) 劇場の現場から 松浦 7月13日振替
14 7月20日 日本の伝統芸能 落語 吉丸
15 7月27日 まとめ&ディスカッション 吉丸

*全体のうち二回引率して観劇に行く。一回は6月3日の大阪の国立文楽劇場。二回は7月15日の三重県文化会館での第七劇場公演。
講師や劇場の都合でスケジュールが入れ替わることがある。
ワークショップでは簡単ながら実際に身体を動かさなくてはならない。
学習課題(予習・復習) Moodleで授業の感想を求めたり、短い課題を課す。ワークショップでは簡単ながら実際に身体を動かさなくてはならない。実際の観劇体験を重視する。この近辺での公演予定を教えるので、積極的に観に行くこと。
ナンバリングコード(試行) LIJLIT1

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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