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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養基盤科目・基礎教育 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次 |
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選択・必修 | 必修 |
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授業科目名 | 基礎線形代数学Ⅰ | |
きそせんけいだいすうがく いち | ||
Basic Linear Algebra I | ||
単位数 | 2 単位 | |
分野 | ||
開放科目 | 非開放科目 | |
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
火曜日 3, 4時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 鈴木 秀智(工学部) | |
SUZUKI, Hidetomo |
授業の概要 | 線形代数の基礎であるベクトル,行列および行列式の取り扱い方などを学び,さらに,ベクトル空間の概念について学習する. |
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学習の目的 | 線形代数学に関する基礎的な事項を習得し,専門教育科目などの内容理解や問題解決に応用できる知識を身に付ける. |
学習の到達目標 | 線形代数学において基本となるベクトル,行列および行列式の意味を理解し,連立一次方程式の計算などに応用できるようになる.また,ベクトル空間,基底,線形写像などについて説明できるようになる.さらに,専門教育科目などの理解に利用できるようになる. |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | Moodle |
教科書 | 教科書: 『工学基礎 はじめての線形代数学』 佐藤和也他著 講談社 |
参考書 | 参考書:(購入は任意) 『テキスト線形代数』小寺平治著 共立出版 『すぐわかる線形代数』石村園子 東京図書 『線形代数学』川久保勝夫 日本評論社 『工科のための数理2 工科のための線形代数』吉村善一 数理工学社 『線形代数入門』齋藤正彦 東京大学出版会 |
成績評価方法と基準 | 12回以上の出席を定期試験受験の要件とする.ただし,欠席事由を考慮するので欠席時は連絡すること. 演習など20%,期末試験80%(合計100%)を10点満点で評価し,6点以上を合格とする.最初の授業で詳細を説明する. |
オフィスアワー | 毎週火曜日12:00~13:00,情報工学科棟5308室. |
受講要件 | なし |
予め履修が望ましい科目 | なし |
発展科目 | 基礎線形代数学 II |
授業改善への工夫 | Moodleで出題する課題達成度などを基に,講義方法や問題演習量などを調整する. |
その他 | 情報工学科の学生の履修申告者数が90名を超えた場合には,受講者は情報工学科の学生だけとする. |
キーワード | ベクトル,行列,行列式,連立一次方程式,ベクトル空間,基底,線形写像 |
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Key Word(s) | vector, matrix, determinant, simultaneous linear equations, vector space, basis, linear mapping |
学習内容 | 1. ベクトル(第1回~第3回) ベクトル,ベクトルの和・差・スカラー倍,ベクトルの内積 2. 行列(第4回~第5回) 行列の和・差・スカラー倍,行列の積,正方行列,対角行列,単位行列,対称行列,三角行列 3. 逆行列と行列式(第6回~第7回) 2次正方行列の逆行列,行列式,逆行列 4. 連立1次方程式の解法(第8回~第9回) 連立1次方程式と行列,逆行列を用いた解法,クラメールの公式,ガウスの消去法 5. 1次独立と1次従属(第10回~第11回) 連立1次方程式の解の性質,同次連立1次方程式,1次独立,1次従属,ランク 6. 線形変換と行列の関係(第12回~第13回) 線形写像,線形変換,行列による回転,合成変換,逆変換 7. 固有値と固有ベクトル(第14回~第15回) 固有値,固有ベクトル,幾何学的な意味,行列の対角化,ケイリー・ハミルトンの定理 8. 定期試験(第16回) 後期開講の「基礎線形代数学II」と連続しているので,受講者の習熟度などによって,学習内容を多少変更する場合がある. |
学習課題(予習・復習) | 授業の前に教科書を読んでおくこと.各章末の演習問題を各自で解くこと.授業後.Moodle などで復習事項を提示するので,各自で実施すること. |
ナンバリングコード(試行) | LIMATH1 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら