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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 人文学部文化学科 | |
受講対象学生 |
2012年度以降入学生用(文化) 学部(学士課程) : 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 英語学演習Y | |
えいごがくえんしゅうわい | ||
English Seminar Y | ||
単位数 | 2 単位 | |
受講対象学生 |
2011年度以前入学生用(文化) 学部(学士課程) : 3年次, 4年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 英語学演習Y | |
えいごがくえんしゅうわい | ||
English Seminar Y | ||
単位数 | 2 単位 | |
他学部・他研究科からの受講 |
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市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
金曜日 1, 2時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 吉田悦子 | |
Yoshida, Etsuko |
授業の概要 | 自然な話しことばを相互行為として捉える文法研究(Usage-based approach, Construction Grammar, Dialogic Syntax)の理論と実践を通して、文法の多重性を明らかにする。とりわけ、話しことばと書きことば、ジャンルやスタイルの違いを分析しながら、ことばの表層的なバリエーションや語用論的側面に注目する。そして、こうした言語使用に見られる多様性が文法構造の本質にかかわる問題であることを議論する。 |
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学習の目的 | 日常の言語において、文法と意味、ことばの実際の使われ方の関係について多角的に観察する方法を学び、自然発話の言語データを利用して、相互行為に基づくやり取りの仕組みや言語現象のプロセスを分析したり、説明したりできるようになる。 |
学習の到達目標 | 日本語や英語の発話データに基づき、相互行為に基づく言語現象の特徴を分析したり、解釈したりして、ことばの意味とコミュニケーションのしくみについて説明することができるようになる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 演習 |
授業の特徴 | 能動的要素を加えた授業 |
教科書 | なし |
参考書 | A Critical Introduction to Syntax, Jim Miller (著)2011 |
成績評価方法と基準 | 授業参加・発表 50% moodleによる課題提出 25% まとめの課題提出 25% |
オフィスアワー | 原則として火曜日3・4限(個別に相談応) |
受講要件 | 言語科学概論B |
予め履修が望ましい科目 | 言語科学概論B、比較言語論、言語コミュニケーション論 |
発展科目 | |
授業改善への工夫 | 学生同士の意見交換を活発に行うために、質疑応答のやり方やレジュメの作り方などを工夫する予定。 |
その他 |
前後期とも、具体例の分析や自然発話データを利用して、言語研究の方法について学びます。 英語で書かれた言語学のテキスト、および演習用テキストを中心に利用します。 |
キーワード | 意味論、語用論、用法基盤文法、談話分析、言語データの分析と理論の検証、 卒業研究のテーマ設定、研究アプローチ |
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Key Word(s) | Semantics, Pragmatics, Usage-based Grammar, Discourse Analysis |
学習内容 | 講義スケジュール: [前期]第1回:オリエンテーション 第2回:Theory, Data and Analysis 第3-5回:Dependency Relations 第6-8回:Noun Phrases and Non-configurationality 第9-11回:Constructions 第12-14回:Grammaticality 第15回:復習テスト |
学習課題(予習・復習) | 英語論文の課題やプリントの予習が必要。発表担当者は内容を簡潔にレジュメにまとめて、発表の準備をする。全員参加で、質疑応答、コメント、意見交換をおこなう。 個別研究や卒論研究のテーマ設定の方法、進め方、深め方についても、文献を指示し、研究方法などを共に議論する。 |
ナンバリングコード(試行) | HU-CLTR2 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら