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科目の基本情報

開講年度 2017 年度
開講区分 教養教育・教養統合科目・国際理解・現代社会理解
受講対象学生 学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次
選択・必修
授業科目名 宗教学A
しゅうきょうがくえい
Religious Studies A
授業テーマ 仏教とは何か
単位数 2 単位
分野 人文 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象)
開放科目 非開放科目
市民開放授業 市民開放授業ではない
開講学期

後期

開講時間 金曜日 5, 6時限
開講場所

担当教員 片倉 望(人文学部)

NOZOMI,Katakura

学習の目的と方法

授業の概要 1.仏教流入以前の中国の心身観、死生観はどのようなものだったのか。知識人のレベルと一般人のレベルに分けて考える。
2.范縝の「神滅論」は、何故、仏教者にとって強烈なインパクトを与えたのか。仏教思想の構造との関係から考察する。
学習の目的 仏教とは何か、と聞かれて説明できるようになる。
学習の到達目標 いかがわしいカルト宗教などに騙されないような知性を持つ。
ディプロマ・ポリシー
○ 学科・コース等の教育目標

○ 全学の教育目標
感じる力
  •  感性
  •  共感
  •  倫理観
  •  モチベーション
  •  主体的学習力
  •  心身の健康に対する意識
考える力
  • ○幅広い教養
  •  専門知識・技術
  • ○論理的思考力
  • ○課題探求力
  • ○問題解決力
  • ○批判的思考力
コミュニケーション力
  •  情報受発信力
  •  討論・対話力
  •  指導力・協調性
  •  社会人としての態度
  •  実践外国語力
生きる力
  •  感じる力、考える力、コミュニケーション力を総合した力

授業の方法 講義

授業の特徴

教科書 適宜プリントにて配布する。
参考書 講義のなかで紹介する。
成績評価方法と基準 原則として毎回の質疑(40%)と学期末試験(60%)の評価、普段の学習態度を総合して判断します。
オフィスアワー
受講要件
予め履修が望ましい科目
発展科目
授業改善への工夫
その他

授業計画

キーワード 因果と報応、六道輪廻、解脱
Key Word(s)
学習内容 漢代から六朝時代に至るまで、中国の心身観、死生観がどのように変化したのかを、仏教思想の流入との関係を軸として概観する。なお、授業の中でその日のテーマに合わせて編集したDVD(例えば、六道輪廻に関わる落語等)を適宜使用する。

第1回先秦諸子の心身観・死生観
第2回漢代の心身観・死生観
第3回薄葬論の心身観・死生観
第4回一般人の心身観・死生観  
第5回六朝時代の神滅・不滅論争
第6回神不滅側の論理(1)袁宏
第7回神不滅側の論理(2)慧遠
第8回神不滅側の論理(3)郗超「奉法要」
第9回神不滅側の論理(4)宗炳「明仏論」
第10回神滅側の論理(1)庾闡・謝瞻
第11回神滅側の論理(2)范縝「神滅論」
第12回「神滅論」の思想構造(1)
第13回「神滅論」の思想構造(2)
第14回梁の武帝と「神滅論」
第15回沈約「神不滅論」
学習課題(予習・復習) 学習課題については、各授業で指示します。
ナンバリングコード(試行) LIRELS1

※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら


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