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開講年度 | 2017 年度 | |
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開講区分 | 教養教育・教養統合科目・国際理解・現代社会理解 | |
受講対象学生 |
学部(学士課程) : 1年次, 2年次, 3年次, 4年次, 5年次, 6年次 |
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選択・必修 | ||
授業科目名 | 倫理学H | |
りんりがく えいち | ||
Ethics H | ||
授業テーマ | 東洋の倫理思想 | |
単位数 | 2 単位 | |
分野 | 人文 (2014年度(平成26年度)以前入学生対象) | |
開放科目 | 非開放科目 | |
市民開放授業 | 市民開放授業ではない | |
開講学期 |
前期 |
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開講時間 |
金曜日 5, 6時限 |
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開講場所 | ||
担当教員 | 片倉 望(人文学部) | |
授業の概要 | 儒家・墨家・道家・法家の順に、その倫理思想の構造と歴史的展開とを考察する。 祖先神としての色彩の強い「帝」がその土俗性を捨象して「天」という概念に抽象化される時、その「天」から生まれたとされる人間の内部には何らかの神性が宿ると構想されることになる。孔子の時代、このような考えは、極めて素朴な信仰にすぎなかったが、やがて、この考えは統治の根拠としての本性論として展開され、体系性を備えた「性善説」や「性悪説」として光彩を放つこととなる。直接的には本性論を展開しなかった墨家や法家にあっても、この性善や性悪の枠組みが、その思想構造に反映していることを論証しつつ、漢代の董仲舒にいたる本性論の展開を見ていくことにしたい。 |
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学習の目的 | 偽善的人間を見破れるようになる。 |
学習の到達目標 | 良識のある人間になれる。 |
ディプロマ・ポリシー |
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授業の方法 | 講義 |
授業の特徴 | |
教科書 | 適宜プリントにて配布,『中国思想史』武内義雄著(岩波全書) |
参考書 | |
成績評価方法と基準 | 原則とし毎回の講義での質疑応答40%,試験60% |
オフィスアワー | 授業の後 |
受講要件 | なし |
予め履修が望ましい科目 | なし |
発展科目 | なし |
授業改善への工夫 | なし |
その他 |
キーワード | 東洋の倫理思想 中国古代の倫理思想が、いかなる理由で誕生し、どのように展開したのかを、心身論を中心に見ていく。 |
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Key Word(s) | |
学習内容 | 授業計画 第1回授業の進め方について 第2回中国古代の神観念(1) 第3回中国古代の神観念(2) 第4回儒家の心身観(1)孔子 第5回儒家の心身観(2)孟子 第6回儒家の心身観(3)荀子 第7回墨家の心身観(1) 第8回墨家の心身観(2) 第9回道家の心身観(1)老子 第10回道家の心身観(2)荘子 第11回道家の心身観(3)管子 第12回法家の心身観(1)申到 第13回法家の心身観(2)韓非子 第14回先秦諸子の心身観のまとめ(1) 第15回先秦諸子の心身観のまとめ(2) |
学習課題(予習・復習) | 毎回講義をよく聴くこと。 |
ナンバリングコード(試行) | LIETHI1 |
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※最初の2文字は開講主体、続く4文字は分野、最後の数字は開講レベルを表します。 ナンバリングコード一覧表はこちら